直線 $x - y - 2 = 0$ に関して、以下の2つの問いに答える問題です。 (1) 点 $(2, 5)$ と直線 $x - y - 2 = 0$ との距離を求めます。 (2) 点 $A(3, 7)$ と直線 $x - y - 2 = 0$ に関して対称な点 $B$ を求めます。

幾何学直線点と直線の距離対称な点
2025/7/13

1. 問題の内容

直線 xy2=0x - y - 2 = 0 に関して、以下の2つの問いに答える問題です。
(1) 点 (2,5)(2, 5) と直線 xy2=0x - y - 2 = 0 との距離を求めます。
(2) 点 A(3,7)A(3, 7) と直線 xy2=0x - y - 2 = 0 に関して対称な点 BB を求めます。

2. 解き方の手順

(1) 点 (x0,y0)(x_0, y_0) と直線 ax+by+c=0ax + by + c = 0 との距離 dd は、以下の公式で求められます。
d=ax0+by0+ca2+b2d = \frac{|ax_0 + by_0 + c|}{\sqrt{a^2 + b^2}}
この公式に、x0=2x_0 = 2, y0=5y_0 = 5, a=1a = 1, b=1b = -1, c=2c = -2 を代入します。
(2) 点 A(3,7)A(3, 7) と直線 xy2=0x - y - 2 = 0 に関して対称な点 BB(x,y)(x, y) とします。
ABAB の中点 MM(3+x2,7+y2)(\frac{3+x}{2}, \frac{7+y}{2}) となります。
MM は直線 xy2=0x - y - 2 = 0 上にあるので、
3+x27+y22=0\frac{3+x}{2} - \frac{7+y}{2} - 2 = 0 が成り立ちます。これを整理すると、
3+x7y4=03 + x - 7 - y - 4 = 0
xy8=0x - y - 8 = 0 ... (1)
直線 ABAB は直線 xy2=0x - y - 2 = 0 と直交するので、直線 ABAB の傾きは 1-1 となります。したがって、
y7x3=1\frac{y - 7}{x - 3} = -1
y7=x+3y - 7 = -x + 3
x+y10=0x + y - 10 = 0 ... (2)
(1)と(2)の連立方程式を解きます。
(1) xy8=0x - y - 8 = 0
(2) x+y10=0x + y - 10 = 0
(1) + (2) より 2x18=02x - 18 = 0 なので x=9x = 9
(2) に代入して 9+y10=09 + y - 10 = 0 より y=1y = 1
したがって、点 BB(9,1)(9, 1) となります。

3. 最終的な答え

(1) 522\frac{5\sqrt{2}}{2}
(2) (9,1)(9, 1)

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