2次方程式 $x^2 + 2x - a = 0$ の解の一つが $-1 + \sqrt{13}$ のとき、$a$ の値を求め、もう一つの解を求める。

代数学二次方程式解の公式平方根
2025/7/13

1. 問題の内容

2次方程式 x2+2xa=0x^2 + 2x - a = 0 の解の一つが 1+13-1 + \sqrt{13} のとき、aa の値を求め、もう一つの解を求める。

2. 解き方の手順

まず、与えられた解 x=1+13x = -1 + \sqrt{13} を2次方程式に代入して、aa の値を求める。
(1+13)2+2(1+13)a=0(-1 + \sqrt{13})^2 + 2(-1 + \sqrt{13}) - a = 0
1213+132+213a=01 - 2\sqrt{13} + 13 - 2 + 2\sqrt{13} - a = 0
142a=014 - 2 - a = 0
12a=012 - a = 0
a=12a = 12
次に、a=12a = 12 を2次方程式に代入する。
x2+2x12=0x^2 + 2x - 12 = 0
解の公式を用いて、この2次方程式の解を求める。解の公式は x=b±b24ac2ax = \frac{-b \pm \sqrt{b^2 - 4ac}}{2a} である。この場合、a=1a = 1, b=2b = 2, c=12c = -12 であるから、
x=2±224(1)(12)2(1)x = \frac{-2 \pm \sqrt{2^2 - 4(1)(-12)}}{2(1)}
x=2±4+482x = \frac{-2 \pm \sqrt{4 + 48}}{2}
x=2±522x = \frac{-2 \pm \sqrt{52}}{2}
x=2±2132x = \frac{-2 \pm 2\sqrt{13}}{2}
x=1±13x = -1 \pm \sqrt{13}
よって、2つの解は x=1+13x = -1 + \sqrt{13}x=113x = -1 - \sqrt{13} である。
問題で与えられた解は 1+13-1 + \sqrt{13} なので、もう一つの解は 113-1 - \sqrt{13} である。

3. 最終的な答え

a=12a = 12
もう一つの解: 113-1 - \sqrt{13}

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