1. 問題の内容
直線 が円 によって切り取られてできる線分の長さを求めます。
2. 解き方の手順
まず、円の中心から直線までの距離 を求めます。円 の中心は原点 であり、半径は です。直線 と点 の距離は、点と直線の距離の公式を用いて計算できます。
点 と直線 の距離 は、
で与えられます。
今回の場合は、 であり、, , なので、
したがって、 です。
次に、切り取られる線分の長さを求めます。円の中心から直線に下ろした垂線と円との交点を考えます。この垂線と円の交点、直線の交点、そして、切り取られる線分の端点の3点で作られる直角三角形を考えます。この直角三角形の斜辺は円の半径 であり、円の中心から直線までの距離は です。切り取られる線分の半分を とすると、三平方の定理より、
したがって、
3. 最終的な答え
切り取られてできる線分の長さは です。