$∠OCB = 180° - 110° - 37° = 33°$

幾何学角度円周角の定理二等辺三角形中心角
2025/7/13
##

1. 問題の内容

3つの図において、それぞれ角度xxの大きさを求める問題です。
* 図1:円の中心Oから見たBOC=110°∠BOC = 110°OBC=37°∠OBC = 37°が与えられています。
* 図2:円の中心Oから見たAOB=66°∠AOB= 66°が与えられています。また、三角形ACDはAC=ADAC=ADの二等辺三角形です。
* 図3:円の中心Oから見たOCD=36°∠OCD = 36°が与えられています。
##

2. 解き方の手順

### 図1

1. $∠OBC = 37°$なので、$∠BOC=110°$より、三角形OBCにおいて、$∠OCB$を求める。

OCB=180°110°37°=33°∠OCB = 180° - 110° - 37° = 33°

2. $x = ∠OCA = ∠OCB$

x=33°x = 33°
### 図2

1. 三角形ACDは$AC=AD$の二等辺三角形なので、$∠ACD = ∠ADC$です。

2. 円周角の定理より、$∠AOB=2∠ACB$なので、$∠ACB = ∠AOB / 2 = 66°/2 = 33°$です。

3. 円に内接する四角形ABCDにおいて、$∠ABC + ∠ADC = 180°$です。したがって、$∠ADC = 180° - ∠ABC$

4. 円の中心OとA,Dを結ぶと、三角形AODは$OA=OD$なので二等辺三角形です。したがって$∠OAD = ∠ODA$です。

5. $∠AOB$は$∠ACB$の中心角なので、$∠AOB = 2∠ACB = 2x$

6. $∠ACD = ∠ADC = x$とおくと、三角形ACDにおいて$∠CAD + ∠ACD + ∠ADC = 180°$なので、$∠CAD + 2x = 180°$、したがって$∠CAD=180°-2x$です。

7. 中心角と円周角の関係より、$∠AOD = 2∠ACD = 2x$です。

8. 三角形AODにおいて、$∠OAD + ∠ODA + ∠AOD = 180°$なので、$2∠OAD + 2x = 180°$です。したがって、$∠OAD = 90° - x$です。

9. $∠OAD + ∠CAD = 90°-x+180°-2x = ∠OAC = 66°$なので、$270°-3x = 66°$

1

0. $3x = 270°-66° = 204°$。よって、$x = 204°/3 = 68°$

### 図3

1. $∠OCD = 36°$なので、$∠COD = 180° - 36° - 36° = 108°$です。

2. 円周角の定理より、$∠CBD = ∠COD/2 = 108°/2 = 54°$です。

3. $∠COB = 2∠CAB$

4. $x = ∠BAE = ∠BCD = ∠BCO + ∠OCD = ∠BCO + 36$

5. $∠BCO = ∠CBO$です。

6. $∠BOD = 2∠BAD=2x$

##

3. 最終的な答え

* 図1:x=33°x = 33°
* 図2:x=68°x = 68°
* 図3:x=36°x = 36°

「幾何学」の関連問題

与えられたグラフに一致する三角関数を、選択肢①~⑧の中から全て選ぶ問題です。グラフは$y = \cos \theta$ を平行移動および上下反転した形をしています。

三角関数グラフ平行移動位相cos
2025/7/13

3つの直角三角形について、それぞれ角度$\theta$に対する$\sin \theta$, $\cos \theta$, $\tan \theta$の値を求めよ。

三角比直角三角形sincostanピタゴラスの定理
2025/7/13

$\triangle OAB$ において、辺 $AB$ を $2:3$ に内分する点を $L$ 、辺 $OA$ の中点を $M$ とする。線分 $OL$ と線分 $BM$ の交点を $P$ とするとき...

ベクトル内分点線分の比
2025/7/13

三角関数の問題が5つあります。 (1) $\alpha, \beta$ が鋭角で、$\sin{\alpha} = \frac{3}{5}$, $\cos{\beta} = \frac{5}{13}$ ...

三角関数加法定理三角関数の合成三角方程式グラフの平行移動
2025/7/13

領域 $D = \{(x, y) | 1 \le x^2 + y^2 \le 4, y \ge 0\}$ を極座標変換したとき、$r\theta$ 平面上の領域 $D_0$ として正しいものを選択肢か...

極座標変換領域積分
2025/7/13

## 1. 問題の内容

図形と方程式直線垂直二等分線対称な点
2025/7/13

領域 $D = \{(x, y) | 1 \le x^2 + y^2 \le 4, y \ge x, y \ge -x\}$ を極座標変換したとき、rθ平面上の領域 $D_0$ として正しいものを選択...

極座標変換積分領域
2025/7/13

与えられた図形と方程式に関する8つの問題に答えます。

座標直線内分点距離接線
2025/7/13

(6) 2点 A(0, 6), B(3, 0) に対して、AP = BP を満たす点 P(x, y) を考える。AP = BP より、$AP^2 = BP^2$ が成り立つので、これを x, y で表...

座標平面不等式
2025/7/13

問題は、図形に関する性質を利用して、指定された値を求めるものです。具体的には、以下の問題が含まれます。 (1) $\triangle ABC$ において、$AB=5$, $AC=8$ であり、$\an...

三角形角の二等分線方べきの定理
2025/7/13