(6) 2点 A(0, 6), B(3, 0) に対して、AP = BP を満たす点 P(x, y) を考える。AP = BP より、$AP^2 = BP^2$ が成り立つので、これを x, y で表し、整理すると、□ = 0 となる。この□を求める。 (7) 次の①~④の不等式の中で、下の図の斜線部分を表している不等式はどれか。ただし、境界線を含むものとする。 ① y + x + 2 ≥ 0 ② y - x - 2 ≥ 0 ③ y + x + 2 ≤ 0 ④ y - x - 2 ≤ 0 (8) 次の①~④の不等式の中で、下の図の斜線部分を表している不等式はどれか。ただし、境界線を含むものとする。 ① $x^2 + y^2 ≥ 2$ ② $x^2 + y^2 ≤ 2$ ③ $x^2 + y^2 ≥ 4$ ④ $x^2 + y^2 ≤ 4$

幾何学座標平面不等式
2025/7/13

1. 問題の内容

(6) 2点 A(0, 6), B(3, 0) に対して、AP = BP を満たす点 P(x, y) を考える。AP = BP より、AP2=BP2AP^2 = BP^2 が成り立つので、これを x, y で表し、整理すると、□ = 0 となる。この□を求める。
(7) 次の①~④の不等式の中で、下の図の斜線部分を表している不等式はどれか。ただし、境界線を含むものとする。
① y + x + 2 ≥ 0
② y - x - 2 ≥ 0
③ y + x + 2 ≤ 0
④ y - x - 2 ≤ 0
(8) 次の①~④の不等式の中で、下の図の斜線部分を表している不等式はどれか。ただし、境界線を含むものとする。
x2+y22x^2 + y^2 ≥ 2
x2+y22x^2 + y^2 ≤ 2
x2+y24x^2 + y^2 ≥ 4
x2+y24x^2 + y^2 ≤ 4

2. 解き方の手順

(6)
まず、AP2AP^2BP2BP^2を計算する。
AP2=(x0)2+(y6)2=x2+y212y+36AP^2 = (x - 0)^2 + (y - 6)^2 = x^2 + y^2 - 12y + 36
BP2=(x3)2+(y0)2=x26x+9+y2BP^2 = (x - 3)^2 + (y - 0)^2 = x^2 - 6x + 9 + y^2
AP2=BP2AP^2 = BP^2より、
x2+y212y+36=x26x+9+y2x^2 + y^2 - 12y + 36 = x^2 - 6x + 9 + y^2
12y+36=6x+9-12y + 36 = -6x + 9
6x12y+27=06x - 12y + 27 = 0
2x4y+9=02x - 4y + 9 = 0
(7)
与えられた図の斜線部分は、y=x+2y = x + 2 の境界線を含む領域である。
点(0, 0)が斜線部分に含まれているか確認する。
y = x + 2 に (0,0)を代入すると 0 = 0 + 2 となり、0 = 2 となり満たさないので、(0,0)は y = x + 2 上にない。
斜線部分は、y = x + 2 の左側にあるため、yx+2y ≥ x + 2もしくは、yx+2y ≤ x + 2である。
点(-3, 0)は斜線部分に含まれる。
y - x - 2 = 0 より y = x + 2 なので、yx20y - x - 2 ≥ 0もしくは、yx20y - x - 2 ≤ 0となる。
(-3, 0)を代入すると、0(3)200 - (-3) - 2 ≥ 0であれば、yx20y - x - 2 ≥ 00(3)200 - (-3) - 2 ≤ 0であれば、yx20y - x - 2 ≤ 0である。
0(3)2=32=100 - (-3) - 2 = 3 - 2 = 1 ≥ 0なので、yx20y - x - 2 ≥ 0となる。
(8)
与えられた図は、原点を中心とする円で、半径は2である。したがって、円の方程式は x2+y2=22=4x^2 + y^2 = 2^2 = 4 である。
斜線部分は円の内部なので、x2+y24x^2 + y^2 ≤ 4となる。

3. 最終的な答え

(6) 2x4y+92x - 4y + 9
(7) ②
(8) ④

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