直角三角形ABCにおいて、AB=12cm、BC=16cmである。点Pは点Aを毎秒3cmで辺AB上を動き、点Qは点Bを毎秒4cmで辺BC上を動く。三角形PBQの面積が12cm$^2$になるのは、点Pが点Aを出発してから何秒後かを求める。

幾何学直角三角形面積二次方程式解の公式移動
2025/7/16

1. 問題の内容

直角三角形ABCにおいて、AB=12cm、BC=16cmである。点Pは点Aを毎秒3cmで辺AB上を動き、点Qは点Bを毎秒4cmで辺BC上を動く。三角形PBQの面積が12cm2^2になるのは、点Pが点Aを出発してから何秒後かを求める。

2. 解き方の手順

点Pが点Aを出発してからtt秒後のPBの長さは、ABからAPを引いた長さになる。APの長さは3t3tなので、PBの長さは123t12 - 3tとなる。
点Qが点Bを出発してからtt秒後のBQの長さは、4t4tとなる。
三角形PBQの面積は、12×PB×BQ\frac{1}{2} \times PB \times BQで計算できる。これが12cm2^2になるので、以下の式が成り立つ。
12×(123t)×(4t)=12\frac{1}{2} \times (12 - 3t) \times (4t) = 12
これを解いて、ttを求める。
まず、式を整理する。
(123t)×(4t)=24(12 - 3t) \times (4t) = 24
48t12t2=2448t - 12t^2 = 24
12t248t+24=012t^2 - 48t + 24 = 0
両辺を12で割る。
t24t+2=0t^2 - 4t + 2 = 0
この2次方程式を解の公式を用いて解く。
t=b±b24ac2at = \frac{-b \pm \sqrt{b^2 - 4ac}}{2a}
t=4±(4)24×1×22×1t = \frac{4 \pm \sqrt{(-4)^2 - 4 \times 1 \times 2}}{2 \times 1}
t=4±1682t = \frac{4 \pm \sqrt{16 - 8}}{2}
t=4±82t = \frac{4 \pm \sqrt{8}}{2}
t=4±222t = \frac{4 \pm 2\sqrt{2}}{2}
t=2±2t = 2 \pm \sqrt{2}
ここで、0<t<40 < t < 4である必要がある(なぜなら、点Pは12/3=4秒後に点Bに到着し、点Qは16/4=4秒後に点Cに到着するため)。t=2+2t = 2 + \sqrt{2}t=22t = 2 - \sqrt{2}もこの範囲を満たす。
したがって、2+22 + \sqrt{2}222 - \sqrt{2}が答えの候補となる。

3. 最終的な答え

点Pが点Aを出発してから (2+2)(2 + \sqrt{2}) 秒後と (22)(2 - \sqrt{2}) 秒後。

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