点Oを中心とする半径1の円に内接する三角形ABCについて、ベクトル $\vec{OA} + \sqrt{3}\vec{OB} + 2\vec{OC} = \vec{0}$ が成り立つとき、以下の問いに答える問題です。 (1) 内積 $\vec{OA}\cdot\vec{OB}$ , $\vec{OA}\cdot\vec{OC}$ を求めよ。 (2) $\angle AOB$, $\angle AOC$ を求めよ。 (3) $\triangle ABC$ の面積を求めよ。 (4) 辺BCの長さ、および頂点Aから対辺BCに引いた垂線の長さを求めよ。
2025/7/16
1. 問題の内容
点Oを中心とする半径1の円に内接する三角形ABCについて、ベクトル が成り立つとき、以下の問いに答える問題です。
(1) 内積 , を求めよ。
(2) , を求めよ。
(3) の面積を求めよ。
(4) 辺BCの長さ、および頂点Aから対辺BCに引いた垂線の長さを求めよ。
2. 解き方の手順
(1)
与えられた条件 より、
両辺の絶対値の2乗を計算する。 であることに注意する。
, より、
同様に より、
また より、
(2)
したがって、 (90度)
したがって、 (120度)
(3)
(4)
ここで、はAからBCに下ろした垂線の長さである。
よって
3. 最終的な答え
(1) ,
(2) ,
(3)
(4) ,