点Pから円に2本の直線を引き、それぞれ点A, Bと点C, Dで交わらせています。PA = 5, AB = 6, OD = OC = 4 (円の半径)であるとき、PC = xの値を求めよ。

幾何学方べきの定理二次方程式
2025/7/16

1. 問題の内容

点Pから円に2本の直線を引き、それぞれ点A, Bと点C, Dで交わらせています。PA = 5, AB = 6, OD = OC = 4 (円の半径)であるとき、PC = xの値を求めよ。

2. 解き方の手順

方べきの定理を利用します。
方べきの定理とは、円の外部の点Pから円に2本の直線を引き、それぞれ点A, Bと点C, Dで交わるとき、以下の式が成り立つというものです。
PAPB=PCPDPA \cdot PB = PC \cdot PD
この問題では、PA = 5, AB = 6, PC = x, OD = OC = 4です。
PBを求めます。PB = PA + AB = 5 + 6 = 11
PDを求めます。PD = PC + CD = x + (CO + OD) = x + (4 + 4) = x + 8
方べきの定理の式に値を代入します。
511=x(x+8)5 \cdot 11 = x \cdot (x + 8)
55=x2+8x55 = x^2 + 8x
x2+8x55=0x^2 + 8x - 55 = 0
この2次方程式を解きます。
因数分解すると、
(x5)(x+11)=0(x - 5)(x + 11) = 0
したがって、x=5x = 5またはx=11x = -11となります。
PC = xは長さなので、正の数でなければなりません。したがって、x=5x = 5です。

3. 最終的な答え

x = 5

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