XとYの2種類の積み木がある。Xは底面が6cmの正方形で高さが4cm、Yは底面が縦6cm、横12cmの長方形で高さが4cmである。これらの積み木を組み合わせて1辺が12cmの立方体を作る。立方体の4つの側面が図で与えられている。XとYの積み木をそれぞれ何個使ったか。選択肢がいくつか与えられている。

幾何学体積立方体組み合わせ空間図形
2025/7/16

1. 問題の内容

XとYの2種類の積み木がある。Xは底面が6cmの正方形で高さが4cm、Yは底面が縦6cm、横12cmの長方形で高さが4cmである。これらの積み木を組み合わせて1辺が12cmの立方体を作る。立方体の4つの側面が図で与えられている。XとYの積み木をそれぞれ何個使ったか。選択肢がいくつか与えられている。

2. 解き方の手順

まず、立方体の体積を計算する。
12×12×12=1728 cm312 \times 12 \times 12 = 1728 \text{ cm}^3
次に、積み木XとYの体積を計算する。
Xの体積: 6×6×4=144 cm36 \times 6 \times 4 = 144 \text{ cm}^3
Yの体積: 6×12×4=288 cm36 \times 12 \times 4 = 288 \text{ cm}^3
立方体の4つの側面を観察する。各側面は12cm x 12cmである。
各側面には、Xの積み木は縦に2つ、横に2つ並ぶか、Yの積み木が縦に2つ、横に1つ並ぶ。
各側面は、いくつかのXとYの積み木で構成されている。
側面は、
* 4つのX
* 2つのXと1つのY
で構成されている。
立方体の体積が1728 cm31728 \text{ cm}^3なので、
144x+288y=1728144x + 288y = 1728
x+2y=12x + 2y = 12
x=122yx = 12 - 2y
次に、与えられた側面から個数を検討する。4つの側面を合計すると、
* 16個のX
* 8個のXと4個のY
があるので、
XとYは側面を構成するブロックの合計に影響する。
側面1:Xが4つ
側面2:Xが2つとYが1つ
側面3:Xが4つ
側面4:Xが2つとYが1つ
合計:Xが12個、Yが2個
もし側面が全てXで構成されるなら、Xは16個である。
もし側面が全てYで構成されるなら、Yは4個である。
選択肢を検討する。
* X0個、Y6個 -> 0+2(6)=120 + 2(6) = 12. 側面を考えるとありえない。
* X2個、Y5個 -> 2+2(5)=122 + 2(5) = 12. 側面を考えるとありえない。
* X4個、Y4個 -> 4+2(4)=124 + 2(4) = 12. 側面を考えるとありえない。
* X6個、Y3個 -> 6+2(3)=126 + 2(3) = 12. 側面を考えるとありえない。
* X8個、Y2個 -> 8+2(2)=128 + 2(2) = 12. これはあり得る。
4つの側面はXが12個、Yが2個。
もしXが8個なら、残り4つのXは無ければならないので無理。
Yが2個ということは、側面のうち2つはXYの組み合わせ、残りの2つはXで埋められる。
これはありうる。

3. 最終的な答え

X 8個、Y 2個

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