(1) 円 x2+y2=5 と直線 y=2x+m が共有点を持つ条件は、直線と円の中心との距離が円の半径以下であることです。 円の中心は (0,0) で、半径は 5 です。 直線 y=2x+m を変形すると、2x−y+m=0 となります。 点と直線の距離の公式より、円の中心 (0,0) と直線 2x−y+m=0 の距離 d は、 d=22+(−1)2∣2(0)−(0)+m∣=5∣m∣ 共有点を持つ条件は、d≤5 なので、 5∣m∣≤5 −5≤m≤5 (2) 円と直線が接する条件は、直線と円の中心との距離が円の半径と等しいことです。
つまり、d=5 なので、 5∣m∣=5 m=5 のとき、直線は y=2x+5 です。これを円の方程式に代入すると、 x2+(2x+5)2=5 x2+4x2+20x+25=5 5x2+20x+20=0 x2+4x+4=0 (x+2)2=0 y=2(−2)+5=1 接点は (−2,1) です。 m=−5 のとき、直線は y=2x−5 です。これを円の方程式に代入すると、 x2+(2x−5)2=5 x2+4x2−20x+25=5 5x2−20x+20=0 x2−4x+4=0 (x−2)2=0 y=2(2)−5=−1 接点は (2,−1) です。