問題28: 大人7人、子供5人の中から4人を選ぶ。 (1) 大人2人と子供2人を選ぶ選び方は何通りあるか。 (2) 子供が少なくとも1人含まれる選び方は何通りあるか。 問題29: 4本の平行線と、それらに交わる5本の平行線によってできる平行四辺形は何個あるか。

算数組み合わせ順列組合せ
2025/7/13

1. 問題の内容

問題28: 大人7人、子供5人の中から4人を選ぶ。
(1) 大人2人と子供2人を選ぶ選び方は何通りあるか。
(2) 子供が少なくとも1人含まれる選び方は何通りあるか。
問題29: 4本の平行線と、それらに交わる5本の平行線によってできる平行四辺形は何個あるか。

2. 解き方の手順

問題28 (1):
大人7人から2人を選ぶ組み合わせは 7C2_7C_2 通り。子供5人から2人を選ぶ組み合わせは 5C2_5C_2 通り。よって、求める選び方は 7C2×5C2_7C_2 \times _5C_2 通り。
7C2=7×62×1=21_7C_2 = \frac{7 \times 6}{2 \times 1} = 21
5C2=5×42×1=10_5C_2 = \frac{5 \times 4}{2 \times 1} = 10
7C2×5C2=21×10=210_7C_2 \times _5C_2 = 21 \times 10 = 210
問題28 (2):
全体から子供が一人も含まれない場合を引くことで、子供が少なくとも1人含まれる場合を求める。
全体は、大人7人、子供5人、計12人から4人を選ぶ組み合わせなので、12C4_{12}C_4
子供が一人も含まれない場合は、大人7人から4人を選ぶ組み合わせなので、7C4_7C_4
したがって、求める選び方は 12C47C4_{12}C_4 - _7C_4
12C4=12×11×10×94×3×2×1=495_{12}C_4 = \frac{12 \times 11 \times 10 \times 9}{4 \times 3 \times 2 \times 1} = 495
7C4=7C3=7×6×53×2×1=35_7C_4 = _7C_3 = \frac{7 \times 6 \times 5}{3 \times 2 \times 1} = 35
12C47C4=49535=460_{12}C_4 - _7C_4 = 495 - 35 = 460
問題29:
平行四辺形を作るには、4本の平行線から2本、5本の平行線から2本を選ぶ必要がある。
4本の平行線から2本を選ぶ組み合わせは 4C2_4C_2 通り。5本の平行線から2本を選ぶ組み合わせは 5C2_5C_2 通り。
したがって、できる平行四辺形の個数は 4C2×5C2_4C_2 \times _5C_2 個。
4C2=4×32×1=6_4C_2 = \frac{4 \times 3}{2 \times 1} = 6
5C2=5×42×1=10_5C_2 = \frac{5 \times 4}{2 \times 1} = 10
4C2×5C2=6×10=60_4C_2 \times _5C_2 = 6 \times 10 = 60

3. 最終的な答え

問題28 (1): 210通り
問題28 (2): 460通り
問題29: 60個

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