Aは毎分70m、Bは毎分60mで池の周りを歩く。池の周は650m。同じ地点からAは右回り、Bは左回りに同時に出発し、2回目に出会う地点は最初の出発点から何m離れているか。

算数池の周りの移動食塩水整数組み合わせ正四面体体積
2025/7/18
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4. 池の周りの移動問題

1. 問題の内容

Aは毎分70m、Bは毎分60mで池の周りを歩く。池の周は650m。同じ地点からAは右回り、Bは左回りに同時に出発し、2回目に出会う地点は最初の出発点から何m離れているか。

2. 解き方の手順

まず、2人が初めて出会うまでに進む距離の合計は池の周の長さ650m。2回目に出会うまでに進む距離の合計は池の周の長さの2倍の 650×2=1300650 \times 2 = 1300 m。
AとBの速さの比は 70:60=7:670:60 = 7:6
したがって、2回目に出会うまでにAが進む距離は 1300×77+6=1300×713=7001300 \times \frac{7}{7+6} = 1300 \times \frac{7}{13} = 700 m。
Aは1周650mの池を700m進むので、出発点から 700650=50700 - 650 = 50 mの地点で出会う。

3. 最終的な答え

50 m
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5. 食塩水の問題

1. 問題の内容

2%の食塩水と8%の食塩水をそれぞれ何gかずつ混ぜて6%の食塩水180gを作った。このときの2%の食塩水と8%の食塩水の量を逆にして混ぜると、何%の食塩水ができるか。

2. 解き方の手順

2%の食塩水の量をx g、8%の食塩水の量をy gとする。
x+y=180x + y = 180
0.02x+0.08y=0.06×1800.02x + 0.08y = 0.06 \times 180
0.02x+0.08y=10.80.02x + 0.08y = 10.8
上の式を2倍すると
x+4y=540x + 4y = 540
x+y=180x + y = 180
辺々引くと
3y=3603y = 360
y=120y = 120
x=180120=60x = 180 - 120 = 60
したがって、2%の食塩水は60g、8%の食塩水は120g。
逆にして混ぜると、2%の食塩水を120g、8%の食塩水を60g混ぜることになる。
この時の食塩水の濃度をz%とすると、
0.02×120+0.08×60180=z100\frac{0.02 \times 120 + 0.08 \times 60}{180} = \frac{z}{100}
2.4+4.8180=z100\frac{2.4 + 4.8}{180} = \frac{z}{100}
7.2180=z100\frac{7.2}{180} = \frac{z}{100}
z=7.2×100180=720180=4z = \frac{7.2 \times 100}{180} = \frac{720}{180} = 4
したがって、4%の食塩水ができる。

3. 最終的な答え

4 %
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6. 整数の問題

1. 問題の内容

0, 1, 2, 3, 4から異なる4個の数字を選んで4桁の整数を作るとき、偶数はいくつできるか。

2. 解き方の手順

4桁の整数のうち、偶数となるのは一の位が0, 2, 4のいずれかである場合。
(i) 一の位が0の場合
千の位は0以外の4通り、百の位は残りの3通り、十の位は残りの2通り。
4×3×2=244 \times 3 \times 2 = 24通り。
(ii) 一の位が2または4の場合
千の位は0と一の位の数字以外の3通り、百の位は残りの3通り、十の位は残りの2通り。
2×3×3×2=362 \times 3 \times 3 \times 2 = 36通り。
合計は 24+36=6024 + 36 = 60通り。

3. 最終的な答え

60 個
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7. 組み合わせの問題

1. 問題の内容

男子4人、女子3人の合計7人から3人を選ぶとき、
(1)男子2人、女子1人を選ぶ方法は何通りあるか。
(2)男子を少なくとも1人選ぶ方法は何通りあるか。

2. 解き方の手順

(1) 男子2人、女子1人を選ぶ方法
男子4人から2人を選ぶ組み合わせは 4C2=4×32×1=6_4C_2 = \frac{4 \times 3}{2 \times 1} = 6通り。
女子3人から1人を選ぶ組み合わせは 3C1=3_3C_1 = 3通り。
したがって、男子2人、女子1人を選ぶ組み合わせは 6×3=186 \times 3 = 18通り。
(2) 男子を少なくとも1人選ぶ方法
3人を選ぶ組み合わせの総数は 7C3=7×6×53×2×1=35_7C_3 = \frac{7 \times 6 \times 5}{3 \times 2 \times 1} = 35通り。
男子を1人も選ばない場合、つまり女子3人を選ぶ組み合わせは 3C3=1_3C_3 = 1通り。
したがって、男子を少なくとも1人選ぶ方法は 351=3435 - 1 = 34通り。

3. 最終的な答え

(1) 18 通り
(2) 34 通り
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8. 立体の問題

1. 問題の内容

一辺が8cmの正四面体において、点Dから三角形ABCに下ろした垂線DHの長さを求める。

2. 解き方の手順

まず、三角形ABCは一辺が8cmの正三角形であるから、その面積は 34×82=163\frac{\sqrt{3}}{4} \times 8^2 = 16\sqrt{3} cm2^2
正四面体の体積は、底面積が正三角形ABC、高さがDHであるから、13×163×DH\frac{1}{3} \times 16\sqrt{3} \times DH
一方、正四面体の体積は、一辺の長さがaのとき 212a3\frac{\sqrt{2}}{12}a^3で求められるので、一辺8cmの正四面体の体積は 212×83=512212=12823\frac{\sqrt{2}}{12} \times 8^3 = \frac{512\sqrt{2}}{12} = \frac{128\sqrt{2}}{3} cm3^3
したがって、
13×163×DH=12823\frac{1}{3} \times 16\sqrt{3} \times DH = \frac{128\sqrt{2}}{3}
163×DH=128216\sqrt{3} \times DH = 128\sqrt{2}
DH=1282163=823=863DH = \frac{128\sqrt{2}}{16\sqrt{3}} = \frac{8\sqrt{2}}{\sqrt{3}} = \frac{8\sqrt{6}}{3}

3. 最終的な答え

863\frac{8\sqrt{6}}{3} cm

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