与えられた4次方程式を f(x)=3x4−8x3−6x2+24x+a とします。 異なる3つの実数解を持つということは、少なくとも一つの解が重解である必要があります。
そこで、f′(x) を計算します。 f′(x)=12x3−24x2−12x+24 f′(x)=12(x3−2x2−x+2) f′(x)=12(x2(x−2)−(x−2)) f′(x)=12(x2−1)(x−2) f′(x)=12(x−1)(x+1)(x−2) f′(x)=0 となるのは x=1,−1,2 のときです。 これらの x の値に対して f(x)=0 となるような a を求めます。 f(1)=3−8−6+24+a=13+a=0 f(−1)=3+8−6−24+a=−19+a=0 f(2)=3(16)−8(8)−6(4)+24(2)+a=48−64−24+48+a=8+a=0 次に、これらの a の値に対して、本当に異なる3つの実数解を持つかを確認します。 a=−13 のとき、f(x)=3x4−8x3−6x2+24x−13=(x−1)2(3x2−2x−13)=0 3x2−2x−13=0 の解は x=62±4+4(3)(13)=62±160=31±210. よって、異なる3つの実数解を持つ。 a=19 のとき、f(x)=3x4−8x3−6x2+24x+19=(x+1)2(3x2−14x+19)=0 3x2−14x+19=0 の解は x=614±196−4(3)(19)=614±−32. 実数解を持たない。 a=−8 のとき、f(x)=3x4−8x3−6x2+24x−8=(x−2)2(3x2+4x−2)=0 3x2+4x−2=0 の解は x=6−4±16+4(3)(2)=3−2±10. よって、異なる3つの実数解を持つ。 よって、a=−13,−8