問題2について、以下の4つの問いに答えます。 (1) 2点A(3, 2)とB(1, 5)の距離を求めます。 (2) 直線ABの方程式を求めます。 (3) 点C(-2, -1)と直線ABの距離を求めます。 (4) 三角形ABCの面積を求めます。

幾何学座標平面距離直線三角形の面積点と直線の距離
2025/7/13

1. 問題の内容

問題2について、以下の4つの問いに答えます。
(1) 2点A(3, 2)とB(1, 5)の距離を求めます。
(2) 直線ABの方程式を求めます。
(3) 点C(-2, -1)と直線ABの距離を求めます。
(4) 三角形ABCの面積を求めます。

2. 解き方の手順

(1) 2点A(3, 2)とB(1, 5)の距離は、2点間の距離の公式を用いて計算します。
距離 = (x2x1)2+(y2y1)2\sqrt{(x_2 - x_1)^2 + (y_2 - y_1)^2}
A(3, 2), B(1, 5)を代入すると、
距離 = (13)2+(52)2=(2)2+(3)2=4+9=13\sqrt{(1 - 3)^2 + (5 - 2)^2} = \sqrt{(-2)^2 + (3)^2} = \sqrt{4 + 9} = \sqrt{13}
(2) 直線ABの方程式を求めます。まず、傾きを求めます。
傾き = y2y1x2x1=5213=32=32\frac{y_2 - y_1}{x_2 - x_1} = \frac{5 - 2}{1 - 3} = \frac{3}{-2} = -\frac{3}{2}
点A(3, 2)を通り、傾きが32-\frac{3}{2}の直線の方程式は、点傾きの公式を用いて、
yy1=m(xx1)y - y_1 = m(x - x_1)
y2=32(x3)y - 2 = -\frac{3}{2}(x - 3)
y2=32x+92y - 2 = -\frac{3}{2}x + \frac{9}{2}
y=32x+92+2y = -\frac{3}{2}x + \frac{9}{2} + 2
y=32x+132y = -\frac{3}{2}x + \frac{13}{2}
両辺に2をかけると
2y=3x+132y = -3x + 13
3x+2y13=03x + 2y - 13 = 0
(3) 点C(-2, -1)と直線ABの距離を求めます。直線の方程式を3x+2y13=03x + 2y - 13 = 0とします。点と直線の距離の公式を用いて、
距離 = Ax0+By0+CA2+B2\frac{|Ax_0 + By_0 + C|}{\sqrt{A^2 + B^2}}
A=3A = 3, B=2B = 2, C=13C = -13, x0=2x_0 = -2, y0=1y_0 = -1を代入すると、
距離 = 3(2)+2(1)1332+22=62139+4=2113=2113=211313\frac{|3(-2) + 2(-1) - 13|}{\sqrt{3^2 + 2^2}} = \frac{|-6 - 2 - 13|}{\sqrt{9 + 4}} = \frac{|-21|}{\sqrt{13}} = \frac{21}{\sqrt{13}} = \frac{21\sqrt{13}}{13}
(4) 三角形ABCの面積を求めます。
まず、ABを底辺とします。ABの長さは13\sqrt{13}です。
高さは点Cと直線ABの距離なので、211313\frac{21\sqrt{13}}{13}です。
三角形の面積 = 12×底辺×高さ=12×13×211313=12×21×1313=212\frac{1}{2} \times 底辺 \times 高さ = \frac{1}{2} \times \sqrt{13} \times \frac{21\sqrt{13}}{13} = \frac{1}{2} \times \frac{21 \times 13}{13} = \frac{21}{2}

3. 最終的な答え

(1) 2点A, Bの距離: 13\sqrt{13}
(2) 直線ABの方程式: 3x+2y13=03x + 2y - 13 = 0
(3) 点Cと直線ABの距離: 211313\frac{21\sqrt{13}}{13}
(4) 三角形ABCの面積: 212\frac{21}{2}

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