(1) x2−2x−2 これは因数分解できないので、解の公式を使って解を求め、そこから因数分解の形を導きます。
解の公式は、x=2a−b±b2−4ac です。この式にa=1,b=−2,c=−2を代入すると、 x=2(1)2±(−2)2−4(1)(−2)=22±4+8=22±12=22±23=1±3 よって、x=1+3とx=1−3が解なので、因数分解された形は(x−(1+3))(x−(1−3))となります。 (2) x2−3x+4 これも因数分解できないので、解の公式を使います。
x=2(1)−(−3)±(−3)2−4(1)(4)=23±9−16=23±−7=23±i7 よって、x=23+i7とx=23−i7が解なので、因数分解された形は(x−(23+i7))(x−(23−i7))となります。 (3) 3x2+2x+1 これも因数分解できないので、解の公式を使います。
x=2(3)−2±22−4(3)(1)=6−2±4−12=6−2±−8=6−2±2i2=3−1±i2 よって、x=3−1+i2とx=3−1−i2が解なので、因数分解された形は3(x−(3−1+i2))(x−(3−1−i2))となります。 (4) 4x2−8x+1 これも因数分解できないので、解の公式を使います。
x=2(4)−(−8)±(−8)2−4(4)(1)=88±64−16=88±48=88±43=22±3 よって、x=22+3とx=22−3が解なので、因数分解された形は4(x−(22+3))(x−(22−3))となります。