部員の人数を x 人、部費の総額を y 円とする。 まず、4000円ずつ徴収すると6000円余るので、
4000x=y+6000 y=4000x−6000 (1) 次に、3500円ずつ徴収すると、ある1人が他の人より多く出さなければならなくなることから、3500x>y。しかし、部費は集まるはずなので、3500(x−1)<y。この不等式をまとめると 3500(x−1)<y<3500x (2) 最後に、3800円ずつ集めると、1人だけ500円未満しか出さない人が出ることから、その人が0円出す場合と499円出す場合を考える必要がある。つまり、集まる金額は、
3800(x−1)≤y<3800(x−1)+500 (3) (1)を(2)に代入すると、
3500(x−1)<4000x−6000<3500x 3500x−3500<4000x−6000<3500x 3500x−3500<4000x−6000 より、2500<500x なので、x>5 4000x−6000<3500x より、500x<6000 なので、x<12 よって、5<x<12。 (1)を(3)に代入すると、
3800(x−1)≤4000x−6000<3800(x−1)+500 3800x−3800≤4000x−6000<3800x−3800+500 3800x−3800≤4000x−6000 より、2200≤200x なので、x≥11 4000x−6000<3800x−3300 より、200x<2700 なので、x<13.5 よって、11≤x<13.5。 5<x<12 と 11≤x<13.5 の両方を満たす整数 x は 11,12,13。 もし x=11 の場合、y=4000∗11−6000=44000−6000=38000 3800∗(11−1)=38000 より、条件を満たさない。 もし x=12 の場合、y=4000∗12−6000=48000−6000=42000 3800∗(12−1)=3800∗11=41800 3800∗(12−1)+500=42300 よって、41800≤42000<42300を満たす。 もし x=13 の場合、y=4000∗13−6000=52000−6000=46000 3800∗(13−1)=3800∗12=45600 3800∗(13−1)+500=46100 よって、45600≤46000<46100を満たす。 しかし、3500円ずつ集める場合を考える。
x=12 のとき、 3500(12−1)=3500∗11=38500 であり、 3500∗12=42000。38500<42000<42000 は成り立たない。 x=13 のとき、 3500(13−1)=3500∗12=42000 であり、 3500∗13=45500。42000<46000<45500も成り立たない。 計算ミスをしているので、再度計算する。
3500x−3500<y<3500x 3800(x−1)≤y<3800(x−1)+500 4000x−6000=y 3500x−3500<4000x−6000<3500x 2500<500x<6000+3500 3800x−3800≤4000x−6000<3800x−3300 2200≤200x<2700 11≤x<13.5 x=11,12,13 が候補 x=11,y=38000 3500(11−1)=35000<38000<3500∗11=38500 3800(11−1)=38000≤38000<38500 x=12,y=42000 3500(12−1)=38500<42000<3500∗12=42000 3800(12−1)=41800≤42000<42300 x=13,y=46000 3500(13−1)=42000<46000<3500∗13=45500 x=12 は、 3500∗12 が上限ではないので誤り。 x=11 のとき、 y=38000 3500円ずつ徴収すると、全員から3500円ずつ徴収し、残り3000円。最後の1人が3000円払う。
3800円ずつ徴収すると、全員から3800円ずつ徴収し、残り2200円。最後の1人が200円払う。