(6) 正七角形の対角線の本数を求めます。 (7) 男子7人、女子5人の計12人の中から5人の委員を選ぶ問題について、 (2) 男子の委員3人、女子の委員2人を選ぶ選び方は何通りあるかを求めます。 (3) 特定の男子2人a, bと女子1人cが選ばれる選び方は何通りあるかを求めます。 (8) 9人の生徒を4人、3人、2人の3つのグループに分ける方法は何通りあるかを求めます。

離散数学組み合わせ場合の数順列二項係数組み合わせの数え上げ
2025/7/14

1. 問題の内容

(6) 正七角形の対角線の本数を求めます。
(7) 男子7人、女子5人の計12人の中から5人の委員を選ぶ問題について、
(2) 男子の委員3人、女子の委員2人を選ぶ選び方は何通りあるかを求めます。
(3) 特定の男子2人a, bと女子1人cが選ばれる選び方は何通りあるかを求めます。
(8) 9人の生徒を4人、3人、2人の3つのグループに分ける方法は何通りあるかを求めます。

2. 解き方の手順

(6) 正n角形の対角線の本数は、n(n3)/2n(n-3)/2 で求められます。正七角形なので、n=7n=7 を代入します。
(7) (2) 男子7人から3人を選ぶ組み合わせは (73)\binom{7}{3} 通り、女子5人から2人を選ぶ組み合わせは (52)\binom{5}{2} 通りです。よって、求める場合の数は、これらの積になります。
(3) 特定の男子2人a, bと女子1人cが選ばれるということは、残り2人を選ぶことになります。男子は残り5人、女子は残り4人なので、残り9人から2人を選ぶ組み合わせ (92)\binom{9}{2} 通りが答えになります。
(8) まず9人から4人を選ぶ方法は (94)\binom{9}{4} 通りです。次に残りの5人から3人を選ぶ方法は (53)\binom{5}{3} 通りです。最後に残りの2人から2人を選ぶ方法は (22)=1\binom{2}{2}=1 通りです。したがって、求める場合の数は、
(94)×(53)×(22)\binom{9}{4} \times \binom{5}{3} \times \binom{2}{2} で計算できます。

3. 最終的な答え

(6) 対角線の本数:
7(73)/2=7×4/2=147(7-3)/2 = 7 \times 4 / 2 = 14
(7) (2) 男子の委員3人、女子の委員2人を選ぶ選び方:
(73)×(52)=7×6×53×2×1×5×42×1=35×10=350\binom{7}{3} \times \binom{5}{2} = \frac{7 \times 6 \times 5}{3 \times 2 \times 1} \times \frac{5 \times 4}{2 \times 1} = 35 \times 10 = 350 通り
(7) (3) 特定の男子2人a, bと女子1人cが選ばれる選び方:
(92)=9×82×1=36\binom{9}{2} = \frac{9 \times 8}{2 \times 1} = 36 通り
(8) 4人、3人、2人の3つのグループに分ける方法:
(94)×(53)×(22)=9×8×7×64×3×2×1×5×4×33×2×1×1=126×10×1=1260\binom{9}{4} \times \binom{5}{3} \times \binom{2}{2} = \frac{9 \times 8 \times 7 \times 6}{4 \times 3 \times 2 \times 1} \times \frac{5 \times 4 \times 3}{3 \times 2 \times 1} \times 1 = 126 \times 10 \times 1 = 1260 通り
したがって、答えは以下のようになります。
(6) 14 本
(7) (2) 350 通り
(7) (3) 36 通り
(8) 1260 通り

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