複数の小問からなる数学の問題です。内容は、因数分解、不等式、二次関数、場合の数、箱ひげ図の読み取りです。

代数学因数分解不等式二次関数場合の数箱ひげ図
2025/7/14

1. 問題の内容

複数の小問からなる数学の問題です。内容は、因数分解、不等式、二次関数、場合の数、箱ひげ図の読み取りです。

2. 解き方の手順

(1) ax2+2ax+x+2ax^2 + 2ax + x + 2を因数分解します。
ax2+2ax+x+2=ax(x+2)+(x+2)=(ax+1)(x+2)ax^2 + 2ax + x + 2 = ax(x+2) + (x+2) = (ax+1)(x+2)
(2) 83x54-8 \le 3x - 5 \le 4 を解きます。
8+53x4+5-8+5 \le 3x \le 4+5
33x9-3 \le 3x \le 9
1x3-1 \le x \le 3
したがって、不等式の解は 1x3-1 \le x \le 3です。
A={x1x3}A = \{x | -1 \le x \le 3\}, B={xxa}B = \{x | x \ge a\} とします。ABA \subset B となるためには、3a3 \ge a でなければなりません。したがって、a3a \le 3です。
(3) f(x)=2x26x+af(x) = 2x^2 - 6x + a のグラフの軸を求めます。
f(x)=2(x23x)+a=2(x32)22(32)2+a=2(x32)292+af(x) = 2(x^2 - 3x) + a = 2(x - \frac{3}{2})^2 - 2(\frac{3}{2})^2 + a = 2(x - \frac{3}{2})^2 - \frac{9}{2} + a
したがって、グラフの軸は x=32x = \frac{3}{2}です。
f(x)f(x) の最小値は 92+a-\frac{9}{2} + a です。最小値が 12\frac{1}{2} であるとき、
92+a=12-\frac{9}{2} + a = \frac{1}{2}
a=12+92=102=5a = \frac{1}{2} + \frac{9}{2} = \frac{10}{2} = 5
したがって、a=5a = 5です。
(4) 1から9までの9個の数字から異なる3個の数字を選んで3桁の整数を作る場合の数を求めます。
3桁の整数は 9×8×7=5049 \times 8 \times 7 = 504個できます。
500以上の整数を作る場合を考えます。百の位が5,6,7,8,9のいずれかであれば500以上になります。
百の位が5,6,7,8,9である確率は5通り。十の位は百の位で使った数以外の8通り。一の位は百の位と十の位で使った数以外の7通り。
よって、500以上の整数は 5×8×7=2805 \times 8 \times 7 = 280 個できます。
(5) 箱ひげ図から四分位範囲を求めます。
四分位範囲は第3四分位数から第1四分位数を引いたものです。
第3四分位数は77点、第1四分位数は55点なので、四分位範囲は 7755=2277 - 55 = 22点です。
箱ひげ図から読み取れる内容として必ず正しいものを探します。

1. 40点以上50点未満の生徒はちょうど6人いる:箱ひげ図から人数は特定できないので誤り。

2. 50点以上の生徒は18人以上いる:箱ひげ図だけでは人数は分からない。

3. 70点以上の生徒は12人以上いる:箱ひげ図だけでは人数は分からない。

4. 80点以上の生徒はちょうど6人いる:箱ひげ図だけでは人数は分からない。

選択肢は、

1. 40点以上50点未満の生徒はちょうど6人いる

2. 50点以上の生徒は18人以上いる

3. 70点以上の生徒は12人以上いる

4. 80点以上の生徒はちょうど6人いる

箱ひげ図は全体を4等分するので、50点以上の生徒は全体の75パーセントである。
よって、24人のうちの75パーセントは18人である。したがって、50点以上の生徒は18人以上いる。

3. 最終的な答え

(1) (ax+1)(x+2)(ax+1)(x+2)
(イ) 1x3-1 \le x \le 3
(ウ) a3a \le 3
(エ) 32\frac{3}{2}
(オ) 55
(カ) 504504
(キ) 280280
(ク) 2222
(ケ) 22

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