1. 問題の内容
複数の小問からなる数学の問題です。内容は、因数分解、不等式、二次関数、場合の数、箱ひげ図の読み取りです。
2. 解き方の手順
(1) を因数分解します。
(2) を解きます。
したがって、不等式の解は です。
, とします。 となるためには、 でなければなりません。したがって、です。
(3) のグラフの軸を求めます。
したがって、グラフの軸は です。
の最小値は です。最小値が であるとき、
したがって、です。
(4) 1から9までの9個の数字から異なる3個の数字を選んで3桁の整数を作る場合の数を求めます。
3桁の整数は 個できます。
500以上の整数を作る場合を考えます。百の位が5,6,7,8,9のいずれかであれば500以上になります。
百の位が5,6,7,8,9である確率は5通り。十の位は百の位で使った数以外の8通り。一の位は百の位と十の位で使った数以外の7通り。
よって、500以上の整数は 個できます。
(5) 箱ひげ図から四分位範囲を求めます。
四分位範囲は第3四分位数から第1四分位数を引いたものです。
第3四分位数は77点、第1四分位数は55点なので、四分位範囲は 点です。
箱ひげ図から読み取れる内容として必ず正しいものを探します。
1. 40点以上50点未満の生徒はちょうど6人いる:箱ひげ図から人数は特定できないので誤り。
2. 50点以上の生徒は18人以上いる:箱ひげ図だけでは人数は分からない。
3. 70点以上の生徒は12人以上いる:箱ひげ図だけでは人数は分からない。
4. 80点以上の生徒はちょうど6人いる:箱ひげ図だけでは人数は分からない。
選択肢は、
1. 40点以上50点未満の生徒はちょうど6人いる
2. 50点以上の生徒は18人以上いる
3. 70点以上の生徒は12人以上いる
4. 80点以上の生徒はちょうど6人いる
箱ひげ図は全体を4等分するので、50点以上の生徒は全体の75パーセントである。
よって、24人のうちの75パーセントは18人である。したがって、50点以上の生徒は18人以上いる。
3. 最終的な答え
(1)
(イ)
(ウ)
(エ)
(オ)
(カ)
(キ)
(ク)
(ケ)