1. 問題の内容
2つのサイコロを振ったとき、少なくともいずれか一方に6の目が出ない確率はいくらかを求める問題です。
2. 解き方の手順
まず、2つのサイコロを振ったときに出る目のすべての組み合わせの数を求めます。それぞれのサイコロは1から6までの目が出る可能性があるため、組み合わせの総数は 通りです。
次に、少なくとも一方に6の目が出ない、つまり両方のサイコロに6の目が出ない確率を求めます。6の目が出ない確率は、それぞれのサイコロについて5/6です。したがって、両方のサイコロに6の目が出ない確率は、 です。
問題文は「少なくともいずれか一方に6の目が出ない」確率を聞いているので、これは条件を満たします。
次に、2つのサイコロを振ったときに、少なくとも一方に6の目が出る確率を考えます。これは、すべての組み合わせから、両方とも6の目が出ない組み合わせを引くことで計算できます。
両方とも6の目が出ない確率は、上に示したように です。
したがって、少なくとも一方に6の目が出る確率は です。
「少なくともいずれか一方に6の目が出ない」確率を求める問題なので、少なくとも一方に6の目が出る確率を1から引きます。
したがって、求める確率は ではありません。「少なくともいずれか一方に6の目が出ない」確率とは、「少なくとも一方に6の目が出ない」ことなので、「両方のサイコロが6以外である」または「片方のサイコロが6でもう片方のサイコロが6以外」である必要があります。
この問題の答えは、少なくとも一方に6の目が出ない確率を計算する問題なので、
全事象から「両方とも6が出る」確率を引けばよいです。
全事象は1で、「両方とも6が出る」確率は なので、求める確率は です。
3. 最終的な答え
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