1枚目のカードの引き方は13通り、2枚目のカードの引き方も13通りなので、全事象は $13 \times 13 = 169$ 通りです。

確率論・統計学確率事象余事象確率の乗法定理
2025/7/14
## 問題15
1から13までの数字が書かれた13枚のカードの中から2枚を引く。ただし、1枚引いたカードは元に戻してよく混ぜてから2枚目を引く。このとき、少なくとも1枚が3の倍数である確率を求める問題です。
## 解き方の手順

1. **全事象の確認:**

1枚目のカードの引き方は13通り、2枚目のカードの引き方も13通りなので、全事象は 13×13=16913 \times 13 = 169 通りです。

2. **余事象の利用:**

少なくとも1枚が3の倍数である確率を直接求める代わりに、2枚とも3の倍数でない確率を求め、それを1から引くことで求めることにします。

3. **3の倍数でないカードの枚数:**

1から13までの数字の中で3の倍数は、3, 6, 9, 12 の4つです。したがって、3の倍数でないカードは 134=913 - 4 = 9 枚です。

4. **2枚とも3の倍数でない確率:**

1枚目が3の倍数でなく、かつ2枚目も3の倍数でない確率は、 913×913=81169\frac{9}{13} \times \frac{9}{13} = \frac{81}{169} です。

5. **少なくとも1枚が3の倍数である確率:**

求める確率は、1から2枚とも3の倍数でない確率を引いたものです。
181169=16981169=881691 - \frac{81}{169} = \frac{169 - 81}{169} = \frac{88}{169}
## 最終的な答え
88169\frac{88}{169}
## 問題16 (1)
箱の中に赤玉3個、黄玉2個、青玉1個が入っている。玉を1つ取り出し、色を確認して箱に戻すという試行を3回繰り返す。1回目に赤玉、2回目に黄玉、3回目に青玉を取り出す確率を求める問題です。
## 解き方の手順

1. **各試行における確率:**

* 1回目に赤玉を取り出す確率は、36=12\frac{3}{6} = \frac{1}{2} です。
* 2回目に黄玉を取り出す確率は、26=13\frac{2}{6} = \frac{1}{3} です。(箱に戻しているので、玉の数は変わらない)
* 3回目に青玉を取り出す確率は、16\frac{1}{6} です。(箱に戻しているので、玉の数は変わらない)

2. **確率の計算:**

3回の試行は独立なので、それぞれの確率を掛け合わせます。
12×13×16=136\frac{1}{2} \times \frac{1}{3} \times \frac{1}{6} = \frac{1}{36}
## 最終的な答え
136\frac{1}{36}

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