1から200までの整数のうち、3、4、7の少なくとも1つで割り切れる整数の個数を求める問題です。

数論整数の性質約数最小公倍数包含と排除の原理
2025/7/14

1. 問題の内容

1から200までの整数のうち、3、4、7の少なくとも1つで割り切れる整数の個数を求める問題です。

2. 解き方の手順

包含と排除の原理を利用して解きます。
まず、3で割り切れる整数の個数、4で割り切れる整数の個数、7で割り切れる整数の個数をそれぞれ求めます。
次に、3と4、3と7、4と7でそれぞれ割り切れる整数の個数を求めます。
最後に、3と4と7すべてで割り切れる整数の個数を求めます。
これらの数を使って、包含と排除の原理により、少なくとも1つの数で割り切れる整数の個数を計算します。
* 3で割り切れる整数の個数:2003=66\lfloor \frac{200}{3} \rfloor = 66
* 4で割り切れる整数の個数:2004=50\lfloor \frac{200}{4} \rfloor = 50
* 7で割り切れる整数の個数:2007=28\lfloor \frac{200}{7} \rfloor = 28
* 3と4の最小公倍数12で割り切れる整数の個数:20012=16\lfloor \frac{200}{12} \rfloor = 16
* 3と7の最小公倍数21で割り切れる整数の個数:20021=9\lfloor \frac{200}{21} \rfloor = 9
* 4と7の最小公倍数28で割り切れる整数の個数:20028=7\lfloor \frac{200}{28} \rfloor = 7
* 3と4と7の最小公倍数84で割り切れる整数の個数:20084=2\lfloor \frac{200}{84} \rfloor = 2
したがって、少なくとも1つの数で割り切れる整数の個数は、
66+50+281697+2=11466 + 50 + 28 - 16 - 9 - 7 + 2 = 114

3. 最終的な答え

114

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