3桁の正の整数において、百の位の数と一の位の数の和が十の位の数になっている数は、11の倍数であることを、百の位の数を$a$、一の位の数を$b$として説明する。

数論整数の性質倍数代数
2025/7/25

1. 問題の内容

3桁の正の整数において、百の位の数と一の位の数の和が十の位の数になっている数は、11の倍数であることを、百の位の数をaa、一の位の数をbbとして説明する。

2. 解き方の手順

* 3桁の整数を100a+10(a+b)+b100a + 10(a+b) + bと表す。
* この式を整理する。
* 100a+10(a+b)+b=100a+10a+10b+b=110a+11b100a + 10(a+b) + b = 100a + 10a + 10b + b = 110a + 11b
* 110a+11b110a + 11bを11で括る。
* 110a+11b=11(10a+b)110a + 11b = 11(10a + b)
* 11(10a+b)11(10a + b)は11の倍数である。

3. 最終的な答え

百の位の数をaa、一の位の数をbbとすると、条件を満たす3桁の整数は100a+10(a+b)+b100a + 10(a+b) + bと表せる。これを整理すると、11(10a+b)11(10a + b)となる。これは11の倍数であるから、題意は示された。

「数論」の関連問題

問題は、$a$ と $a+2$ がともに素数となるような数 $a$ を小さい方から順に4つ求めることです。

素数双子素数
2025/7/26

$a + a + 2$、つまり $2a + 2$ が素数となるような数 $a$ を、小さい方から順に4つ求めなさい。ただし、選択肢の中から正しいものを選びなさい。

素数整数の性質代数
2025/7/26

(1) 2桁の自然数について、各位の数の和が3の倍数ならば、この自然数は3の倍数であることを説明する。 (2) 3桁の自然数について、各位の数の和が9の倍数ならば、この自然数は9の倍数であることを説明...

倍数判定整数の性質数の表現
2025/7/26

数列 $\{a_n\}$ と $\{b_n\}$ が与えられ、それらに共通して現れる数を小さい順に並べた数列 $\{c_n\}$ を考える問題です。特に、$\{c_n\}$ の一般項を求め、$\sum...

数列等比数列剰余共通項不等式
2025/7/25

9で割ると余りが1になる数と、9で割ると余りが2になる数の和が3の倍数になることを説明する問題です。空欄 $b$ に当てはまる数を求めます。

整数の性質剰余倍数合同式
2025/7/25

問題文は、「9 で割ると余りが 1 になる数と、9 で割ると余りが 2 になる数の和は 3 の倍数になること」を説明する穴埋め問題です。空欄 $a$ に入る数式を求めます。

整数の性質合同算術剰余倍数
2025/7/25

6で割ると1余る数と、6で割ると2余る数の和が3の倍数になることを説明する問題で、空欄 $b$ に当てはまる数を求める。

整数の性質剰余因数分解倍数
2025/7/25

問題1:整数$a$を7で割ると3余り、整数$b$を7で割ると4余るとき、$ab$を7で割った余りを求める。 問題2:1次不定方程式$2x - 7y = 1$を満たす整数$x, y$の中で、$y$が最大...

合同算不定方程式整数問題剰余
2025/7/25

1以上10以下の整数 $a, b, c, d, e, f, g, h, i, j$ が以下の条件を満たすとき、指定された条件を満たす $a$ から $j$ の組を求める問題です。 * $1 \le a...

整数の性質組み合わせ
2025/7/25

$2023 = 7 \times 17 \times 17$ であるとき、2023を割り切ることができる自然数の中で、2023の次に大きな自然数を求める問題です。

約数素因数分解整数の性質
2025/7/25