サイコロを30回投げて、偶数の目が出ると10点、奇数の目が出ると-5点を得るゲームをする。合計点が100点以上になるには、偶数の目が何回以上出ればよいかを求める。

確率論・統計学確率期待値不等式試行回数
2025/7/14
## 問題8

1. 問題の内容

サイコロを30回投げて、偶数の目が出ると10点、奇数の目が出ると-5点を得るゲームをする。合計点が100点以上になるには、偶数の目が何回以上出ればよいかを求める。

2. 解き方の手順

偶数の目の出る回数を xx とすると、奇数の目の出る回数は 30x30 - x となる。
合計点は、
10x+(5)(30x)10x + (-5)(30 - x)
と表せる。合計点が100点以上となる条件は、
10x5(30x)10010x - 5(30 - x) \ge 100
この不等式を解く。
10x150+5x10010x - 150 + 5x \ge 100
15x25015x \ge 250
x25015=503=16.666...x \ge \frac{250}{15} = \frac{50}{3} = 16.666...
xx は整数なので、17回以上偶数の目が出ればよい。

3. 最終的な答え

17回

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