中学生500人を対象としたスポーツに関するアンケート調査の結果が与えられている。(2)の問題は、バレーボールをしたことがなく、かつ好きだと答えた人数が、バレーボールをしたことがあり、かつ嫌いだと答えた人数の3倍であるとき、バレーボールをしたことがなく、かつ嫌いだと答えた人数を求める問題である。

確率論・統計学統計アンケート調査方程式
2025/7/14

1. 問題の内容

中学生500人を対象としたスポーツに関するアンケート調査の結果が与えられている。(2)の問題は、バレーボールをしたことがなく、かつ好きだと答えた人数が、バレーボールをしたことがあり、かつ嫌いだと答えた人数の3倍であるとき、バレーボールをしたことがなく、かつ嫌いだと答えた人数を求める問題である。

2. 解き方の手順

バレーボールをしたことがない人の合計は170人である。
バレーボールが好きだと答えた人で、かつバレーボールをしたことがない人数をxxとする。
バレーボールが嫌いだと答えた人で、かつバレーボールをしたことがない人数をyyとする。
バレーボールをしたことがない人の合計は170人なので、x+y=170x + y = 170という式が成り立つ。
バレーボールをしたことがあり、かつ嫌いだと答えた人数をzzとする。 バレーボールをしたことがあり、かつ嫌いだと答えた人は問題文から110人ではない。問題文は、「バレーボールをしたことがなく、かつ好きだと答えた人は、バレーボールをしたことがあり、かつ嫌いだと答えた人の3倍いた。」とある。したがって、x=3zx = 3zとなる。
したがって、z=110z = 110ではない。
バレーボールをしたことがあり、かつ嫌いだと答えた人数をwwとすると、x=3wx = 3wとなる。
x+y=170x + y = 170
x=3wx = 3w
バレーボールが好きと答えた人は390人、嫌いと答えた人は110人。
バレーボールをしたことがない人は170人。したことがある人は330人。
バレーボールをしたことがあり、かつ嫌いと答えた人数をwwとする。
バレーボールをしたことがなく、かつ好きと答えた人数は3w3wとなる。
バレーボールをしたことがなく、かつ嫌いと答えた人数をyyとする。
バレーボールをしたことがない人の合計は3w+y=1703w + y = 170となる。
バレーボールが好きと答えた人は390人、嫌いと答えた人は110人。
バレーボールをしたことがなく、好きと答えた人数 + バレーボールをしたことがなく、嫌いと答えた人数 = 170。
3w+y=1703w + y = 170
バレーボールをしたことがあり、好きと答えた人数 + バレーボールをしたことがあり、嫌いと答えた人数 = 330
ww:バレーボールをしたことがあり、かつ嫌い
xx:バレーボールをしたことがなく、かつ好き
x=3wx = 3w
x+y=170x + y = 170
3w+y=1703w + y = 170
y=1703wy = 170 - 3w
バレーボールをしたことがない人で、好きと答えた人は3w3w人、嫌いと答えた人はyy人。
バレーボールをしたことがあり、好きと答えた人は390-3w3w人、嫌いと答えた人はww人。
バレーボールをしたことがあり、かつ好き:390-3w3w
バレーボールをしたことがあり、かつ嫌い:ww
バレーボールをしたことがなく、かつ好き:3w3w
バレーボールをしたことがなく、かつ嫌い:yy
(3903w)+w=330(390 - 3w) + w = 330
2w=60-2w = -60
w=30w = 30
3w+y=1703w + y = 170
3(30)+y=1703(30) + y = 170
90+y=17090 + y = 170
y=80y = 80

3. 最終的な答え

バレーボールをしたことがなく、かつ嫌いだと答えた人数は80人。

「確率論・統計学」の関連問題

サイコロを2回投げたとき、出た目の和が12になる確率を求めます。

確率サイコロ場合の数
2025/7/18

サイコロを2回投げたとき、2つの出た目の和が5の倍数になる確率を求める問題です。

確率サイコロ場合の数確率の計算
2025/7/18

1, 2, 3, 4 の4枚のカードから2枚を選んで2桁の整数を作るとき、作った整数が4の倍数になる確率を求める問題です。

確率場合の数整数倍数
2025/7/18

1, 2, 4, 5, 7の5枚のカードから2枚を選んで2桁の整数を作るとき、偶数ができる確率を求める問題です。

確率組み合わせ偶数場合の数
2025/7/18

4枚のカード(3, 5, 6, 9)から2枚を選んで2桁の整数を作るとき、作られた整数が5の倍数となる確率を求める問題です。

確率順列倍数場合の数
2025/7/18

4枚の硬貨を同時に投げるとき、すべての硬貨が表となる確率を求めよ。

確率コイン事象
2025/7/18

大小2つのサイコロを順に投げるとき、小さいサイコロの目が大きいサイコロの目よりも小さくなる確率を求めます。

確率サイコロ場合の数
2025/7/18

4枚のカード(2, 4, 5, 9)から1枚ずつ、計2枚引いて2桁の整数を作ります。ただし、引いたカードは毎回元に戻します。できた2桁の整数が偶数になる確率を求めます。

確率場合の数偶数組み合わせ
2025/7/18

7枚のカード(A~G)があり、A, B, Cは赤色、D, E, F, Gは白色です。この中から4枚のカードを取り出すとき、取り出した4枚のうち1枚だけが白色である確率を求めます。

確率組み合わせ二項係数
2025/7/18

4枚のカード(2, 3, 6, 8)から2枚のカードを続けて引く。1枚目のカードの数を2枚目のカードの数で割り切れる確率を求める。ただし、引いたカードは元に戻さない。

確率組み合わせ割り算
2025/7/18