ユークリッドの互除法を用いて、127と37の最大公約数(gcd)を求めます。

数論最大公約数GCDユークリッドの互除法整数
2025/7/14

1. 問題の内容

ユークリッドの互除法を用いて、127と37の最大公約数(gcd)を求めます。

2. 解き方の手順

ユークリッドの互除法は、2つの整数の最大公約数を求めるためのアルゴリズムです。大きい方の数を小さい方の数で割り、余りを計算します。もし余りが0なら、小さい方の数が最大公約数です。余りが0でない場合は、小さい方の数を新しい大きい方の数とし、余りを新しい小さい方の数として、同じプロセスを繰り返します。余りが0になるまで続けます。
ステップ1:127を37で割ります。
127=37×3+16127 = 37 \times 3 + 16
ステップ2:37を16で割ります。
37=16×2+537 = 16 \times 2 + 5
ステップ3:16を5で割ります。
16=5×3+116 = 5 \times 3 + 1
ステップ4:5を1で割ります。
5=1×5+05 = 1 \times 5 + 0
余りが0になったので、最大公約数は1です。

3. 最終的な答え

gcd(127, 37) = 1

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