与えられた数式群の規則性を見つける問題です。数式は以下の通りです。 $1 \times 9 + 1 \times 2 = 11$ $12 \times 18 + 2 \times 3 = 222$ $123 \times 27 + 3 \times 4 = 3333$ $1234 \times 36 + 4 \times 5 = 44444$ $123456789 \times 81 + 9 \times 10 = 9999999999$

数論規則性数列整数の性質数式
2025/7/24

1. 問題の内容

与えられた数式群の規則性を見つける問題です。数式は以下の通りです。
1×9+1×2=111 \times 9 + 1 \times 2 = 11
12×18+2×3=22212 \times 18 + 2 \times 3 = 222
123×27+3×4=3333123 \times 27 + 3 \times 4 = 3333
1234×36+4×5=444441234 \times 36 + 4 \times 5 = 44444
123456789×81+9×10=9999999999123456789 \times 81 + 9 \times 10 = 9999999999

2. 解き方の手順

各数式の構造を分析し、規則性を探します。
* **数式の形:** 各数式は A×B+C×D=EA \times B + C \times D = E の形をしています。
* **A:** 1から始まる連続する整数を並べた数です。桁数は式が進むごとに増えます (1, 12, 123, 1234, 123456789)。
* **B:** 9の倍数で、式が進むごとに9ずつ増えます (9, 18, 27, 36, 81)。
* **C:** Aの桁数と同じ数です (1, 2, 3, 4, 9)。
* **D:** C+1です (2, 3, 4, 5, 10)。
* **E:** Aの桁数と同じ数の繰り返しです (1が2個, 2が3個, 3が4個, 4が5個, 9が10個)。
一般化すると、Aの桁数を n とすると、
A = 1から始まるn桁の連番 (例: n=3 なら 123)
B = 9 * n
C = n
D = n+1
E = nが n+1 個並んだ数
と表すことができます。

3. 最終的な答え

これらの式は、
1から始まる連続する整数を並べた数に9の倍数を掛け、その桁数とその次の数を掛けたものを足すと、その桁数と同じ数字が桁数+1個並んだ数になるという規則に従っています。
言い換えると、
n桁の数A = 1, 12, 123, ... に、9n をかけ、n(n+1) を足すと、nが (n+1) 個並んだ数になる。
数式で表現すると以下のようになります。
A×9n+n(n+1)=n×10n+119 A \times 9n + n(n+1) = n \times \frac{10^{n+1}-1}{9}

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