A君とB君が1200m先のゴール地点まで山登りをする。A君はスタート地点から$x$ m地点まで毎分40mの速さで行き、そこからゴールまで毎分30mで歩く。B君はスタート地点から$y$ m地点まで毎分40mの速さで行き、5分休憩した後、そこからゴールまで毎分60mの速さで行く。2人は同時にゴール地点に着き、$y = x + 120$である。$x$と$y$の値を求めよ。

代数学方程式文章問題速さ連立方程式
2025/7/14

1. 問題の内容

A君とB君が1200m先のゴール地点まで山登りをする。A君はスタート地点からxx m地点まで毎分40mの速さで行き、そこからゴールまで毎分30mで歩く。B君はスタート地点からyy m地点まで毎分40mの速さで行き、5分休憩した後、そこからゴールまで毎分60mの速さで行く。2人は同時にゴール地点に着き、y=x+120y = x + 120である。xxyyの値を求めよ。

2. 解き方の手順

まず、A君がゴールするまでにかかる時間を式で表す。
A君がxx m地点までにかかる時間はx40\frac{x}{40}分。
xx m地点からゴールまでにかかる時間は1200x30\frac{1200-x}{30}分。
よって、A君がゴールするまでにかかる時間はx40+1200x30\frac{x}{40} + \frac{1200-x}{30}分。
次に、B君がゴールするまでにかかる時間を式で表す。
B君がyy m地点までにかかる時間はy40\frac{y}{40}分。
yy m地点からゴールまでにかかる時間は1200y60\frac{1200-y}{60}分。
また、5分間の休憩時間がある。
よって、B君がゴールするまでにかかる時間はy40+5+1200y60\frac{y}{40} + 5 + \frac{1200-y}{60}分。
2人が同時にゴールするので、以下の式が成り立つ。
x40+1200x30=y40+5+1200y60\frac{x}{40} + \frac{1200-x}{30} = \frac{y}{40} + 5 + \frac{1200-y}{60}
y=x+120y = x + 120なので、この式を代入する。
x40+1200x30=x+12040+5+1200(x+120)60\frac{x}{40} + \frac{1200-x}{30} = \frac{x+120}{40} + 5 + \frac{1200-(x+120)}{60}
x40+1200x30=x+12040+5+1080x60\frac{x}{40} + \frac{1200-x}{30} = \frac{x+120}{40} + 5 + \frac{1080-x}{60}
両辺に120をかける。
3x+4(1200x)=3(x+120)+600+2(1080x)3x + 4(1200-x) = 3(x+120) + 600 + 2(1080-x)
3x+48004x=3x+360+600+21602x3x + 4800 - 4x = 3x + 360 + 600 + 2160 - 2x
x+4800=x+3120-x + 4800 = x + 3120
2x=16802x = 1680
x=840x = 840
y=x+120y = x + 120より、
y=840+120=960y = 840 + 120 = 960

3. 最終的な答え

x=840x = 840
y=960y = 960

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