問題[9]は、10人のゲームの得点に関するデータが与えられ、以下の3つの問いに答えるものです。 (1) データの平均値を求める。 (2) データの最頻値を求める。 (3) データの標準偏差を求める(与えられた表を利用する)。 問題[10]は、男子3人、女子5人の計8人の中から3人を選ぶとき、男子が少なくとも1人含まれるような選び方の総数を求めるものです。
2025/7/14
1. 問題の内容
問題[9]は、10人のゲームの得点に関するデータが与えられ、以下の3つの問いに答えるものです。
(1) データの平均値を求める。
(2) データの最頻値を求める。
(3) データの標準偏差を求める(与えられた表を利用する)。
問題[10]は、男子3人、女子5人の計8人の中から3人を選ぶとき、男子が少なくとも1人含まれるような選び方の総数を求めるものです。
2. 解き方の手順
**問題[9]**
(1) 平均値の計算:
与えられたデータは、3, 8, 2, 6, 3, 3, 5, 8, 3, 9 です。
データの合計を計算します: 3 + 8 + 2 + 6 + 3 + 3 + 5 + 8 + 3 + 9 = 50
平均値は、合計をデータの数で割ったものです。
平均値 =
(2) 最頻値の特定:
最頻値は、データの中で最も頻繁に出現する値です。
データを見ると、3 が4回出現し、他のどの値よりも多く出現します。
したがって、最頻値は 3 です。
(3) 標準偏差の計算:
まず、与えられた表を完成させます。平均値は です。各データ点 に対して を計算します。
| x | 2 | 3 | 3 | 3 | 3 | 5 | 6 | 8 | 8 | 9 | 計 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| | 9 | 4 | 4 | 4 | 4 | 0 | 1 | 9 | 9 | 16 | |
の合計を計算します:
分散は、 の合計をデータの数で割ったものです。
分散 =
標準偏差は、分散の平方根です。
標準偏差 =
**問題[10]**
男子が少なくとも1人含まれる選び方の総数を求めるには、すべての選び方の総数から男子が1人も含まれない選び方の総数を引きます。
すべての選び方の総数: 8人から3人を選ぶ組み合わせなので、 通り。
男子が1人も含まれない選び方の総数:女子5人から3人を選ぶ組み合わせなので、 通り。
男子が少なくとも1人含まれる選び方の総数: 通り。
3. 最終的な答え
問題[9]
(1) 平均値: 5 点
(2) 最頻値: 3 点
(3) 標準偏差: 点
問題[10]
選び方: 46 通り