この問題は、複利計算と指数法則に関するものです。具体的には、 (1) 預金が複利で増えるときの残高を計算する問題と、 (2) 指数法則を用いて式を簡単にする問題です。

代数学指数法則複利計算べき乗式の計算代数
2025/7/14

1. 問題の内容

この問題は、複利計算と指数法則に関するものです。具体的には、
(1) 預金が複利で増えるときの残高を計算する問題と、
(2) 指数法則を用いて式を簡単にする問題です。

2. 解き方の手順

(1) 複利計算:
* 年利率4%で5年後の残高を計算する問題。元金100万円に、年利率4%が5年間複利でかかるときの残高を計算します。計算式は 100(1+0.04)5100(1+0.04)^5 となります。
* 3年後までは年利4%、その後2%になった場合の残高を計算する問題。まず3年後の残高を計算し、その金額に2%の利子がつく場合の残高を計算します。計算式は 100(1+0.04)3(1+0.02)2100(1+0.04)^3(1+0.02)^2 となります。
(2) 指数法則:
* (32)3×33÷92(3^2)^{-3} \times 3^3 \div 9^{-2} を簡単にします。まず、(32)3=36(3^2)^{-3} = 3^{-6} であり、92=(32)2=349^{-2} = (3^2)^{-2} = 3^{-4} です。よって、36×33÷34=36+3(4)=31=33^{-6} \times 3^3 \div 3^{-4} = 3^{-6+3-(-4)} = 3^1 = 3 となります。
* (a3b)3×x2y4a6b2xy2\frac{(a^3b)^3 \times x^2y^4}{a^6b^2xy^2} を簡単にします。分子は (a3b)3×x2y4=a9b3x2y4(a^3b)^3 \times x^2y^4 = a^9b^3 x^2y^4 となります。よって、a9b3x2y4a6b2xy2=a96b32x21y42=a3bxy2\frac{a^9b^3 x^2y^4}{a^6b^2xy^2} = a^{9-6}b^{3-2}x^{2-1}y^{4-2} = a^3bxy^2 となります。
* a3×2÷5a^3 \times \sqrt{2} \div \sqrt{5} が不明確です。

3. 最終的な答え

(1) 複利計算:
* 年利率4%で5年後:100(1+0.04)5100(1+0.04)^5 万円
* 3年後まで年利4%、その後年利2%:100(1+0.04)3(1+0.02)2100(1+0.04)^3(1+0.02)^2 万円
(2) 指数法則:
* (32)3×33÷92=3(3^2)^{-3} \times 3^3 \div 9^{-2} = 3
* (a3b)3×x2y4a6b2xy2=a3bxy2\frac{(a^3b)^3 \times x^2y^4}{a^6b^2xy^2} = a^3bxy^2
* a3×2÷5a^3 \times \sqrt{2} \div \sqrt{5} は不明確

「代数学」の関連問題

与えられた指数方程式と指数不等式を解く問題です。全部で6問あります。 (1) $2^x = 64$ (2) $(\frac{1}{8})^x = 16$ (3) $3^{3x-4} = 243$ (4...

指数指数方程式指数不等式
2025/7/14

次の3つの式を計算します。 (1) $2^{\frac{5}{6}} \times 2^{-\frac{1}{2}} \div 2^{\frac{1}{3}}$ (2) $3^{\frac{1}{3}...

指数法則累乗根計算
2025/7/14

与えられた6つの指数計算の問題を解く。

指数指数法則計算
2025/7/14

与えられた対数方程式と対数不等式を解く問題です。具体的には、 (1) $\log_2(x+1)=3$ (2) $\log_3(x-4)^2 = 2$ (3) $\log_3(x-4) < 1$ (4)...

対数対数方程式対数不等式真数条件
2025/7/14

与えられた対数関数の方程式または不等式を解く問題です。問題は6つあります。 (1) $\log_3 x = 2$ (2) $\log_5 x = -1$ (3) $\log_{\frac{1}{3}}...

対数対数関数方程式不等式真数条件
2025/7/14

放物線 $y = -x^2 + 4$ 上の点 $P(a, b)$ から $x$ 軸に下ろした垂線と $x$ 軸との交点をそれぞれ $S, R$ とし、長方形 $PQRS$ の周の長さを $L$ とする...

二次関数最大値長方形グラフ数式処理
2025/7/14

次の5つの数列の和を求めます。 (1) $\frac{1}{1 \cdot 4} + \frac{1}{4 \cdot 7} + \frac{1}{7 \cdot 10} + \cdots + \fr...

数列級数部分分数分解和の計算
2025/7/14

問題は、与えられた数列の一般項を求めることです。さらに、(2)の数列については、初項から第n項までの和も求める必要があります。与えられた数列は以下の3つです。 (1) 2, 5, 12, 23, 38...

数列一般項階差数列等差数列等比数列
2025/7/14

与えられた数列の初項から第 $n$ 項までの和を求める問題です。数列は全部で4つあります。 (1) $1 \cdot 2 \cdot 3, 2 \cdot 3 \cdot 5, 3 \cdot 4 \...

数列級数Σ(シグマ)等比数列一般項和の公式
2025/7/14

総和記号 $\sum$ を使って表された数列の和を求める問題です。

数列総和シグマ等差数列等比数列絶対値
2025/7/14