四角形ABCDに関する条件 $p$, $q$, $r$ が与えられている。 $p$: $AC \perp BD$ (対角線が直交) $q$: $AB=DC$ かつ $AD // BC$ ($AB=DC$ かつ $AD$と$BC$が平行) $r$: 四角形ABCDは平行四辺形である。 条件$p$, $q$, $r$ の否定をそれぞれ$\bar{p}$, $\bar{q}$, $\bar{r}$で表す。 (1) 命題「$p$ならば$r$」に対する反例となる四角形と、命題「$q$ならば$r$」に対する反例となる四角形を、選択肢の中から選ぶ。 (2) 条件$q$の否定 $\bar{q}$ を選択肢の中から選ぶ。
2025/7/14
1. 問題の内容
四角形ABCDに関する条件 , , が与えられている。
: (対角線が直交)
: かつ ( かつ とが平行)
: 四角形ABCDは平行四辺形である。
条件, , の否定をそれぞれ, , で表す。
(1) 命題「ならば」に対する反例となる四角形と、命題「ならば」に対する反例となる四角形を、選択肢の中から選ぶ。
(2) 条件の否定 を選択肢の中から選ぶ。
2. 解き方の手順
(1) 命題「ならば」の反例は、を満たすがを満たさない四角形である。
選択肢の中で、であるが平行四辺形ではないものは、図5である。
命題「ならば」の反例は、を満たすがを満たさない四角形である。
は、 かつ なので、等脚台形であればを満たす。図3は等脚台形であるが、平行四辺形ではないので、を満たさない。
(2) 条件の否定 は、 または である。
これは選択肢1に該当する。
3. 最終的な答え
ア: 5
イ: 3
ウ: 1