問題は2つのパートに分かれています。 パート1は10人のゲーム参加者の得点に関するもので、範囲、平均値、中央値、最頻値を求める問題です。 パート2は度数分布表に関するもので、相対度数、累積度数、累積相対度数を計算し、階級の幅、最頻値、中央値が含まれる階級を求める問題です。さらに、ヒストグラムと度数分布多角形を描く問題です。
2025/7/15
1. 問題の内容
問題は2つのパートに分かれています。
パート1は10人のゲーム参加者の得点に関するもので、範囲、平均値、中央値、最頻値を求める問題です。
パート2は度数分布表に関するもので、相対度数、累積度数、累積相対度数を計算し、階級の幅、最頻値、中央値が含まれる階級を求める問題です。さらに、ヒストグラムと度数分布多角形を描く問題です。
2. 解き方の手順
パート1:データの整理
(1) 範囲:データの最大値と最小値の差を計算します。最大値は20点、最小値は11点なので、 点です。
(2) 平均値:すべての得点を合計し、参加者の人数で割ります。
点です。
(3) 中央値:データを小さい順に並べ、中央の値を求めます。データは となります。データ数が偶数なので、中央の2つの値(14と15)の平均を計算します。 点です。
(4) 最頻値:最も頻繁に出現する値を求めます。14点が3回出現し、最も多いので、最頻値は14点です。
パート2:度数分布表
(1) 相対度数、累積度数、累積相対度数:
まず、各階級の相対度数を計算します。相対度数は、階級の度数を全体の度数(35)で割ったものです。
累積度数は、最初の階級からその階級までの度数の合計です。
累積相対度数は、最初の階級からその階級までの相対度数の合計です。
| 階級 (分) | 度数 (人) | 相対度数 | 累積度数 | 累積相対度数 |
|---|---|---|---|---|
| 0 ~ 30 | 5 | | 5 | 0.14 |
| 30 ~ 60 | 7 | | | |
| 60 ~ 90 | 8 | | | |
| 90 ~ 120 | 9 | | | |
| 120 ~ 150 | 6 | | | |
| 計 | 35 | 1.00 | | |
(2) 階級の幅:各階級の幅は、 分です。
(3) 最頻値:度数が最も多い階級を見つけます。度数が最も多いのは90~120分で、度数は9人です。したがって、最頻値は90~120分です。
(4) 中央値が含まれる階級:データの中央値は35人のちょうど真ん中の値、つまり18番目の値が含まれる階級です。累積度数を見ると、0~30分は5人、30~60分は12人、60~90分は20人です。したがって、18番目の値は60~90分の階級に含まれます。
(5) ヒストグラムと度数分布多角形:
グラフ用紙にヒストグラムと度数分布多角形を描きます。横軸は運動時間(分)、縦軸は人数です。各階級の度数に対応する高さの長方形を描き、各長方形の中点を結ぶことで度数分布多角形を描きます。
3. 最終的な答え
パート1:
(1) 範囲:9点
(2) 平均値:15点
(3) 中央値:14.5点
(4) 最頻値:14点
パート2:
(1) 相対度数、累積度数、累積相対度数:上記の表を参照してください。
(2) 階級の幅:30分
(3) 最頻値:90分以上120分未満
(4) 中央値が含まれる階級:60分以上90分未満
(5) ヒストグラムと度数分布多角形:グラフは省略