$a > 0$ のとき、次の式を簡単にせよ。 (1) $(a^{-\frac{3}{16}})^6$ (2) $\frac{a^{\frac{5}{2}}}{a^2}$ (3) $a^{2.4} \times a^{-1.6}$

代数学指数法則指数計算累乗根
2025/7/16

1. 問題の内容

a>0a > 0 のとき、次の式を簡単にせよ。
(1) (a316)6(a^{-\frac{3}{16}})^6
(2) a52a2\frac{a^{\frac{5}{2}}}{a^2}
(3) a2.4×a1.6a^{2.4} \times a^{-1.6}

2. 解き方の手順

(1) (a316)6(a^{-\frac{3}{16}})^6
指数のべき乗の性質 (am)n=am×n(a^m)^n = a^{m \times n} を用いる。
(a316)6=a316×6=a1816=a98(a^{-\frac{3}{16}})^6 = a^{-\frac{3}{16} \times 6} = a^{-\frac{18}{16}} = a^{-\frac{9}{8}}
(2) a52a2\frac{a^{\frac{5}{2}}}{a^2}
指数の割り算の性質 aman=amn\frac{a^m}{a^n} = a^{m-n} を用いる。
a52a2=a522=a5242=a12\frac{a^{\frac{5}{2}}}{a^2} = a^{\frac{5}{2} - 2} = a^{\frac{5}{2} - \frac{4}{2}} = a^{\frac{1}{2}}
(3) a2.4×a1.6a^{2.4} \times a^{-1.6}
指数の掛け算の性質 am×an=am+na^m \times a^n = a^{m+n} を用いる。
a2.4×a1.6=a2.4+(1.6)=a2.41.6=a0.8a^{2.4} \times a^{-1.6} = a^{2.4 + (-1.6)} = a^{2.4 - 1.6} = a^{0.8}
0.8=810=450.8 = \frac{8}{10} = \frac{4}{5} より、 a0.8=a45a^{0.8} = a^{\frac{4}{5}}

3. 最終的な答え

(1) a98a^{-\frac{9}{8}}
(2) a12a^{\frac{1}{2}}
(3) a45a^{\frac{4}{5}}

「代数学」の関連問題

次の連立一次方程式を消去法で解く問題です。 $ \begin{cases} 4x - 2y - 3z = 1 \\ 3x - 2y - z = -3 \\ 3x - y - 4z = 5 \end{c...

連立一次方程式消去法線形代数
2025/7/16

与えられた10個の対数の式をそれぞれ簡単にします。

対数対数法則指数法則
2025/7/16

$a+b=10$ と $a-b=-2$ のとき、$a^2 - b^2$ の値を求めなさい。

因数分解式の計算連立方程式
2025/7/16

$x=27$, $y=22$ のとき、式 $x^2 - 2xy + y^2$ の値を求めなさい。

式の計算因数分解代入二乗
2025/7/16

$x = 9$, $y = -1$ のとき、次の式の値を求めなさい。 $(x-y)^2 - (x+4y)(x-3y)$

式の計算代入展開
2025/7/16

与えられた連立一次方程式を消去法で解く問題です。 (1) $4x - 2y - 3z = 1$ $3x - 2y - z = -3$ $3x - y - 4z = 5$ (2) $x - 2y - 3...

連立一次方程式消去法解の存在性
2025/7/16

与えられた式 $(12x^2 - 9x) \div 3$ を計算しなさい。

多項式の除算因数分解代数
2025/7/16

与えられた行列 $A = \begin{bmatrix} \frac{1}{2} & \frac{2}{4} \end{bmatrix}$ に対して、核 Ker $A$ の基底を一つ求める。

線形代数行列基底
2025/7/16

与えられた行列の行列式を計算し、その後、その行列の余因子行列の(4,3)成分を求めます。

行列行列式余因子行列線形代数
2025/7/16

与えられた式 $(6ab - 12ab^2) \div 2ab$ の値を求めます。

式の計算因数分解約分
2025/7/16