1から4までの数字が書かれたカードがそれぞれ1枚ずつある。カードをよく切って1枚ずつ続けて2回引き、2桁の整数を作るとき、作られた整数が4の倍数になる確率を求める問題です。

確率論・統計学確率組み合わせ倍数
2025/7/16

1. 問題の内容

1から4までの数字が書かれたカードがそれぞれ1枚ずつある。カードをよく切って1枚ずつ続けて2回引き、2桁の整数を作るとき、作られた整数が4の倍数になる確率を求める問題です。

2. 解き方の手順

まず、起こりうる全ての場合の数を考えます。1枚目に引くカードは4種類、2枚目に引くカードも4種類あるので、全部で 4×4=164 \times 4 = 16 通りの整数ができます。
次に、作られる2桁の整数が4の倍数になる場合を考えます。可能な組み合わせは以下の通りです。
* 12
* 16 (存在しないので除外)
* 24
* 28 (存在しないので除外)
* 32
* 36 (存在しないので除外)
* 44
* 48 (存在しないので除外)
したがって、4の倍数になる組み合わせは、12, 24, 32, 44 の4通りです。
よって、求める確率は、4の倍数になる組み合わせの数(44)を、起こりうる全ての組み合わせの数(1616)で割ったものになります。
確率は 416 \frac{4}{16} で計算できます。

3. 最終的な答え

416=14\frac{4}{16} = \frac{1}{4}
したがって、整数が4の倍数になる確率は 14\frac{1}{4} です。

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