3, 4, 5 の数字が書かれたカードがそれぞれ1枚ずつある。カードをよくきって1枚ずつ続けて2回引き、2桁の整数を作るとき、作られた整数が3の倍数になる確率を求めよ。

確率論・統計学確率場合の数倍数整数
2025/7/16

1. 問題の内容

3, 4, 5 の数字が書かれたカードがそれぞれ1枚ずつある。カードをよくきって1枚ずつ続けて2回引き、2桁の整数を作るとき、作られた整数が3の倍数になる確率を求めよ。

2. 解き方の手順

まず、起こりうる全ての2桁の整数を書き出す。
引いた順番によって異なる整数ができるので、重複に注意する。
次に、書き出した整数の中から3の倍数となるものを探す。
最後に、3の倍数となる整数の個数を、全ての整数の個数で割ることで確率を求める。
全ての組み合わせは以下の通り:
34, 35
43, 45
53, 54
合計6つの組み合わせがある。
次に、それぞれの数が3の倍数かどうかを判定する。
34は3で割り切れない。
35は3で割り切れない。
43は3で割り切れない。
45は3で割り切れる(45=3×1545 = 3 \times 15)。
53は3で割り切れない。
54は3で割り切れる(54=3×1854 = 3 \times 18)。
3の倍数は45と54の2つである。
したがって、求める確率は 26=13\frac{2}{6} = \frac{1}{3} となる。

3. 最終的な答え

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