行列式を計算するために、行基本変形を用いて行列を簡略化します。
ステップ1:2行目から1行目の2倍を引く(R2→R2−2R1)、3行目から1行目の2倍を引く(R3→R3−2R1)、4行目から1行目を引く(R4→R4−R1) 100012212−1−223020 ステップ2:3行目から2行目を引く(R3→R3−R2) 100012012−1−123020 ステップ3:4行目と2行目を入れ替える(R4↔R2) 行を入れ替えると行列式の符号が変わることに注意。
−1000110222−1−13020 ステップ4:4行目から2行目の2倍を引く(R4→R4−2R2) −1000110022−1−53020 ステップ5:4行目から3行目の5倍を引く(R4→R4−5R3) −1000110022−10302−10 ステップ6:上三角行列の行列式は対角成分の積であるため、行列式は
−(1)(1)(−1)(−10)=−10