直線 $y = 2x + 1$ に関して、点 $(3, 1)$ と線対称な点の座標 $(a, b)$ を求める問題です。

幾何学線対称座標平面直線連立方程式
2025/7/16

1. 問題の内容

直線 y=2x+1y = 2x + 1 に関して、点 (3,1)(3, 1) と線対称な点の座標 (a,b)(a, b) を求める問題です。

2. 解き方の手順

線対称の条件は以下の2点です。
(1) 2点 (3,1)(3, 1)(a,b)(a, b) を結ぶ直線が、直線 y=2x+1y = 2x + 1 と垂直であること。
(2) 2点 (3,1)(3, 1)(a,b)(a, b) の中点が、直線 y=2x+1y = 2x + 1 上にあること。
(1)について、直線 y=2x+1y = 2x + 1 の傾きは 22 です。2点 (3,1)(3, 1)(a,b)(a, b) を結ぶ直線の傾きは b1a3\frac{b - 1}{a - 3} です。
2つの直線が垂直である条件は、傾きの積が 1-1 であることなので、
2 \cdot \frac{b - 1}{a - 3} = -1
これを整理すると、
2(b - 1) = -(a - 3)
2b - 2 = -a + 3
a + 2b = 5 \qquad (1)
(2)について、2点 (3,1)(3, 1)(a,b)(a, b) の中点の座標は (3+a2,1+b2)(\frac{3+a}{2}, \frac{1+b}{2}) です。
この中点が直線 y=2x+1y = 2x + 1 上にあるので、
\frac{1 + b}{2} = 2 \cdot \frac{3 + a}{2} + 1
これを整理すると、
1 + b = 2(3 + a) + 2
1 + b = 6 + 2a + 2
b = 2a + 7 \qquad (2)
(1)と(2)の連立方程式を解きます。
(2)を(1)に代入すると、
a + 2(2a + 7) = 5
a + 4a + 14 = 5
5a = -9
a = -\frac{9}{5}
(2)に代入すると、
b = 2 \cdot \left(-\frac{9}{5}\right) + 7
b = -\frac{18}{5} + \frac{35}{5}
b = \frac{17}{5}

3. 最終的な答え

a=95,b=175a = -\frac{9}{5}, b = \frac{17}{5}

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