次の確率・組み合わせの問題を解く。 (1) 25人から議長、副議長、書記を各1人選ぶ方法 (2) 異なる7個の玉でブレスレットを作る方法 (3) 6人から選ばれた4人が円形に並ぶ方法 (4) 10チームで総当たり戦を行う試合数 (5) $x + y + z = 10$を満たす自然数x, y, zの組の個数

確率論・統計学組み合わせ順列円順列総当たり戦重複組合せ
2025/7/16

1. 問題の内容

次の確率・組み合わせの問題を解く。
(1) 25人から議長、副議長、書記を各1人選ぶ方法
(2) 異なる7個の玉でブレスレットを作る方法
(3) 6人から選ばれた4人が円形に並ぶ方法
(4) 10チームで総当たり戦を行う試合数
(5) x+y+z=10x + y + z = 10を満たす自然数x, y, zの組の個数

2. 解き方の手順

(1) 議長、副議長、書記の選び方は順列で計算する。
25P3=25×24×2325P3 = 25 \times 24 \times 23
(2) 7個の玉の並び方は円順列で、さらに裏返しにしても同じなので2で割る。
(71)!/2=6!/2(7-1)! / 2 = 6! / 2
(3) 4人の円順列なので、(41)!(4-1)!で計算する。
(4) 10チームから2チームを選ぶ組み合わせを計算する。
10C2=10!/(2!×8!)10C2 = 10! / (2! \times 8!)
(5) x+y+z=10x+y+z=10を満たす自然数x, y, zの組の個数を求める。まず、x, y, zに1をあらかじめ割り当て、x=x1,y=y1,z=z1x' = x-1, y' = y-1, z' = z-1と置くと、x+y+z=7x'+y'+z' = 7を満たす非負整数解の数を求める問題となる。これは、7個の〇と2本の仕切りの並べ方の総数と同じであり、9C29C2で計算できる。

3. 最終的な答え

(1) 25×24×23=1380025 \times 24 \times 23 = 13800 通り
(2) 6!/2=720/2=3606! / 2 = 720 / 2 = 360 通り
(3) (41)!=3!=6(4-1)! = 3! = 6 通り
(4) 10C2=10×9/2=4510C2 = 10 \times 9 / 2 = 45 試合
(5) 9C2=9×8/2=369C2 = 9 \times 8 / 2 = 36

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