右図のような道のある町で、以下の各場合にA地点からD地点までの最短経路が何通りあるかを求める問題です。 (1) A地点からB地点を通ってD地点まで行く。 (2) A地点からC地点を通ってD地点まで行く。 (3) A地点からD地点まで行く。
2025/7/16
1. 問題の内容
右図のような道のある町で、以下の各場合にA地点からD地点までの最短経路が何通りあるかを求める問題です。
(1) A地点からB地点を通ってD地点まで行く。
(2) A地点からC地点を通ってD地点まで行く。
(3) A地点からD地点まで行く。
2. 解き方の手順
(1) A地点からB地点までの最短経路の数と、B地点からD地点までの最短経路の数をそれぞれ求め、それらを掛け合わせることで、A地点からB地点を通ってD地点まで行く最短経路の総数を求めます。
A地点からB地点へは、右に2回、上に5回移動するので、合計7回の移動でB地点に到達します。
経路数は、7回の移動のうち、右への移動2回を選ぶ組み合わせなので、 通りです。
B地点からD地点へは、右に3回、上に0回移動するので、最短経路は1通りです。
したがって、A地点からB地点を通ってD地点まで行く最短経路は 通りです。
(2) A地点からC地点までの最短経路の数と、C地点からD地点までの最短経路の数をそれぞれ求め、それらを掛け合わせることで、A地点からC地点を通ってD地点まで行く最短経路の総数を求めます。
A地点からC地点へは、右に2回、上に3回移動するので、合計5回の移動でC地点に到達します。
経路数は、5回の移動のうち、右への移動2回を選ぶ組み合わせなので、 通りです。
C地点からD地点へは、右に3回、上に2回移動するので、合計5回の移動でD地点に到達します。
経路数は、5回の移動のうち、右への移動3回を選ぶ組み合わせなので、 通りです。
したがって、A地点からC地点を通ってD地点まで行く最短経路は 通りです。
(3) A地点からD地点までの最短経路の数を求めます。
A地点からD地点へは、右に5回、上に5回移動するので、合計10回の移動でD地点に到達します。
経路数は、10回の移動のうち、右への移動5回を選ぶ組み合わせなので、 通りです。
3. 最終的な答え
(1) 21通り
(2) 100通り
(3) 252通り