(1) ユークリッドの互除法を用いて、9991と9797の最大公約数を求める。
9991=9797×1+194 9797=194×50+97 194=97×2+0 よって、最大公約数は97。
(2) 不定方程式 52x−37y=1 の整数解を求める。 まず、特殊解を一つ見つける。
52x−37y=1 52=37×1+15 37=15×2+7 15=7×2+1 1=15−7×2=15−(37−15×2)×2=15×5−37×2=(52−37×1)×5−37×2=52×5−37×7 よって、52×5−37×7=1 したがって、x=5,y=7 が特殊解の一つである。 52x−37y=1 52×5−37×7=1 辺々引くと、
52(x−5)−37(y−7)=0 52(x−5)=37(y−7) 52と37は互いに素なので、
x−5=37k,y−7=52k (kは整数) x=37k+5,y=52k+7 (3) 3x+5y=48 を満たす正の整数 x,y の組を求める。 3x=48−5y x=348−5y=16−35y x が整数であるためには、y が3の倍数である必要がある。 y=3kとおくと、x=16−5k 16−5k>0 かつ 3k>0 5k<16 より、k<516=3.2 よって、k=1,2,3 k=1 のとき、x=16−5=11,y=3 k=2 のとき、x=16−10=6,y=6 k=3 のとき、x=16−15=1,y=9 したがって、(x,y)=(11,3),(6,6),(1,9) (4) 3進数 2012(3) を10進法で表す。 2012(3)=2×33+0×32+1×31+2×30=2×27+0+3+2=54+3+2=59 10進数118を2進法で表す。
118=64+32+16+4+2=26+25+24+22+21=1110110(2) 10進数1.52を5進法で表す。
1.52=1+0.52 0.52×5=2.6 0.6×5=3.0 よって、1.52=1.23(5)