まず、与えられた関数を微分して、y′ を求めます。商の微分公式を使います。 y′=(1−2x)23(1−x)2(−1)(1−2x)−(1−x)3(−2) =(1−2x)2−3(1−x)2(1−2x)+2(1−x)3 =(1−2x)2(1−x)2[−3(1−2x)+2(1−x)] =(1−2x)2(1−x)2[−3+6x+2−2x] =(1−2x)2(1−x)2(4x−1) 次に、y′=0 となる x の値を求めます。 y′=0 となるのは、分子が0になるときなので、 (1−x)2(4x−1)=0 より、 x=1 または x=41 です。 また、y′ が定義されない x の値は、1−2x=0 より x=21 です。 xの値の範囲を考慮して増減表を作成します。増減表は次のようになります。 | x | x<41 | 41 | 41<x<21 | 21 | 21<x<1 | 1 | x>1 | |-------|-----------------|-----------------|------------------------------|-----------------|------------------------------|-----|-------|
| y′ | + | 0 | − | 定義されない | − | 0 | − | | y | 増加 | 極大 | 減少 | 定義されない | 減少 | 0 | 減少 | x=41 のとき、y=1−2(41)(1−41)3=21(43)3=6427×2=3227 x=1 のとき、y=1−2(1)(1−1)3=−10=0 したがって、 x=41 で極大値 y=3227 をとり、 x=1 で極値は持たない(y′ の符号が変化しないため)。