与えられた三角柱ABC-DEFについて、以下の問いに答えます。 (1) 三角柱ABC-DEFの表面積を求めます。 (2) 三角錐G-DEFの体積を求めます。

幾何学三角柱表面積体積三角錐直角三角形
2025/7/16

1. 問題の内容

与えられた三角柱ABC-DEFについて、以下の問いに答えます。
(1) 三角柱ABC-DEFの表面積を求めます。
(2) 三角錐G-DEFの体積を求めます。

2. 解き方の手順

(1) 三角柱ABC-DEFの表面積を求めます。
まず、底面である直角三角形ABCの面積を求めます。
AC=8cmAC = 8cm, BC=6cmBC = 6cmなので、面積は
SABC=12×8×6=24cm2S_{ABC} = \frac{1}{2} \times 8 \times 6 = 24 cm^2
また、SDEF=SABC=24cm2S_{DEF} = S_{ABC}= 24 cm^2です。
次に、側面積を求めます。
側面は長方形ABED、ACFD、BCEFです。
ABEDの面積は AB×AD=10×8=80cm2AB \times AD = 10 \times 8 = 80 cm^2
ACFDの面積は AC×AD=8×8=64cm2AC \times AD = 8 \times 8 = 64 cm^2
BCEFの面積は BC×AD=6×8=48cm2BC \times AD = 6 \times 8 = 48 cm^2
したがって、側面積は 80+64+48=192cm280 + 64 + 48 = 192 cm^2
三角柱ABC-DEFの表面積は、底面積の2倍と側面積の和なので、
2×24+192=48+192=240cm22 \times 24 + 192 = 48 + 192 = 240 cm^2
(2) 三角錐G-DEFの体積を求めます。
問題文よりEDF=GDF\angle EDF = \angle GDFなので、三角形EDGと三角形FDGは合同になります。
したがって、GE=GFGE = GFです。また、三角形CEFは直角三角形なので、CE2+CF2=EF2CE^2 + CF^2 = EF^2
ここで、EF=AB=10cmEF = AB = 10cmです。
ACFDACFDは長方形なので、CF=AD=8cmCF = AD = 8cm。したがって、CE=EF2CF2=10064=36=6cmCE = \sqrt{EF^2 - CF^2} = \sqrt{100-64} = \sqrt{36} = 6cm
したがって、CE=6cmCE = 6cmです。
問題文より点Gは辺CF上の点なので、CG+GF=CFCG+GF=CFです。
また、三角形CEGと三角形EFGにおいて、CE=BC=6cmCE=BC = 6cmなので、三角形CEGは直角二等辺三角形ではありません。
仮に点Gが点Fと一致すると、三角錐G-DEFの体積は0になります。
EDF=GDF\angle EDF = \angle GDFであることから、DGはEDF\angle EDFの二等分線であると考えられます。
しかし、これだけではGFGFの長さを求めることはできません。
問題文に誤りがあるか、情報が不足していると考えられます。
仮にGがCFの中点だった場合、GF=4cmGF=4cmとなり、三角錐G-DEFの体積はV=13×SDEF×GF=13×24×4=32cm3V = \frac{1}{3} \times S_{DEF} \times GF = \frac{1}{3} \times 24 \times 4 = 32 cm^3になります。
しかし、GがCFの中点であるという情報は与えられていません。
ここでは、GがCFの中点だったとして計算をすすめます。

3. 最終的な答え

(1) 240 cm2cm^2
(2) 32 cm3cm^3(ただし、GはCFの中点という仮定が必要)

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