(1) 三角柱ABC-DEFの表面積を求めます。
まず、底面である直角三角形ABCの面積を求めます。
AC=8cm, BC=6cmなので、面積は SABC=21×8×6=24cm2 また、SDEF=SABC=24cm2です。 次に、側面積を求めます。
側面は長方形ABED、ACFD、BCEFです。
ABEDの面積は AB×AD=10×8=80cm2 ACFDの面積は AC×AD=8×8=64cm2 BCEFの面積は BC×AD=6×8=48cm2 したがって、側面積は 80+64+48=192cm2 三角柱ABC-DEFの表面積は、底面積の2倍と側面積の和なので、
2×24+192=48+192=240cm2 (2) 三角錐G-DEFの体積を求めます。
問題文より∠EDF=∠GDFなので、三角形EDGと三角形FDGは合同になります。 したがって、GE=GFです。また、三角形CEFは直角三角形なので、CE2+CF2=EF2。 ここで、EF=AB=10cmです。 ACFDは長方形なので、CF=AD=8cm。したがって、CE=EF2−CF2=100−64=36=6cm。 したがって、CE=6cmです。 問題文より点Gは辺CF上の点なので、CG+GF=CFです。 また、三角形CEGと三角形EFGにおいて、CE=BC=6cmなので、三角形CEGは直角二等辺三角形ではありません。 仮に点Gが点Fと一致すると、三角錐G-DEFの体積は0になります。
∠EDF=∠GDFであることから、DGは∠EDFの二等分線であると考えられます。 しかし、これだけではGFの長さを求めることはできません。 問題文に誤りがあるか、情報が不足していると考えられます。
仮にGがCFの中点だった場合、GF=4cmとなり、三角錐G-DEFの体積はV=31×SDEF×GF=31×24×4=32cm3になります。 しかし、GがCFの中点であるという情報は与えられていません。
ここでは、GがCFの中点だったとして計算をすすめます。