Q8は、2次導関数を用いた極値の判定法に関する穴埋め問題です。$f''(a) > 0$かつ$f'(a) = 0$のとき、$x=a$で$f(x)$が極大値をとるか極小値をとるかを問うています。 Q9は、$f'(a) > 0$のとき、$f(x)$のグラフが$x=a$での接線Lに対して、$x<a$ではLの上側から、$a<x$ではLの下側から接しているとき、$x=a$が極大値、極小値、変曲点のいずれであるかを問う選択問題です。

解析学極値微分二次導関数グラフ凹凸変曲点
2025/7/16

1. 問題の内容

Q8は、2次導関数を用いた極値の判定法に関する穴埋め問題です。f(a)>0f''(a) > 0かつf(a)=0f'(a) = 0のとき、x=ax=af(x)f(x)が極大値をとるか極小値をとるかを問うています。
Q9は、f(a)>0f'(a) > 0のとき、f(x)f(x)のグラフがx=ax=aでの接線Lに対して、x<ax<aではLの上側から、a<xa<xではLの下側から接しているとき、x=ax=aが極大値、極小値、変曲点のいずれであるかを問う選択問題です。

2. 解き方の手順

Q8:
* f(a)>0f''(a) > 0は、x=ax=aでグラフが下に凸であることを意味します。
* f(a)=0f'(a) = 0は、x=ax=aで接線の傾きが0であることを意味します。
* したがって、x=ax=aでグラフは下に凸で、接線が水平なので、f(a)f(a)は周囲の値f(x)f(x)よりも小さくなり、f(x)f(x)x=ax=aで極小値をとります。
Q9:
* f(a)>0f'(a) > 0なので、x=aでの接線の傾きは正です。
* x<ax<aでは接線Lの上側から接し、a<xa<xではLの下側から接しているので、x=aでグラフの凹凸が変わります。
* これは変曲点の定義に合致します。

3. 最終的な答え

Q8: (1: 小さく, 2: 極小値をとる)
Q9: (変曲点である)

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