3点 $P(p, 6, -12)$, $Q(-1, -2, 2)$, $R(3, r, -5)$ が一直線上にあるとき、$p$ と $r$ の値を求める問題です。

幾何学ベクトル空間ベクトル直線一次独立
2025/7/16

1. 問題の内容

3点 P(p,6,12)P(p, 6, -12), Q(1,2,2)Q(-1, -2, 2), R(3,r,5)R(3, r, -5) が一直線上にあるとき、pprr の値を求める問題です。

2. 解き方の手順

3点が一直線上にあるということは、ベクトル PQ\overrightarrow{PQ}QR\overrightarrow{QR} が平行であることを意味します。したがって、ある実数 kk が存在して、QR=kPQ\overrightarrow{QR} = k\overrightarrow{PQ} と表すことができます。
まず、ベクトル PQ\overrightarrow{PQ}QR\overrightarrow{QR} を求めます。
PQ=(1p262(12))=(1p814)\overrightarrow{PQ} = \begin{pmatrix} -1 - p \\ -2 - 6 \\ 2 - (-12) \end{pmatrix} = \begin{pmatrix} -1 - p \\ -8 \\ 14 \end{pmatrix}
QR=(3(1)r(2)52)=(4r+27)\overrightarrow{QR} = \begin{pmatrix} 3 - (-1) \\ r - (-2) \\ -5 - 2 \end{pmatrix} = \begin{pmatrix} 4 \\ r + 2 \\ -7 \end{pmatrix}
QR=kPQ\overrightarrow{QR} = k\overrightarrow{PQ} より、以下の式が成り立ちます。
(4r+27)=k(1p814)\begin{pmatrix} 4 \\ r + 2 \\ -7 \end{pmatrix} = k \begin{pmatrix} -1 - p \\ -8 \\ 14 \end{pmatrix}
このベクトル方程式は、以下の3つの式に分解できます。
4=k(1p)4 = k(-1 - p) ... (1)
r+2=8kr + 2 = -8k ... (2)
7=14k-7 = 14k ... (3)
式(3)から、k=714=12k = -\frac{7}{14} = -\frac{1}{2} がわかります。
この値を式(1)と(2)に代入します。
式(1)より、4=12(1p)4 = -\frac{1}{2}(-1 - p)
4=12+12p4 = \frac{1}{2} + \frac{1}{2}p
8=1+p8 = 1 + p
p=7p = 7
式(2)より、r+2=8(12)r + 2 = -8(-\frac{1}{2})
r+2=4r + 2 = 4
r=2r = 2

3. 最終的な答え

p=7p = 7, r=2r = 2

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