まず、与えられた条件 ∣a∣=2, ∣a+b∣=3, ∣2b−a∣=23 から、a⋅bの値を求める。 ∣a+b∣2=(a+b)⋅(a+b)=∣a∣2+2a⋅b+∣b∣2=9 ∣2b−a∣2=(2b−a)⋅(2b−a)=4∣b∣2−4a⋅b+∣a∣2=12 ∣a∣2=4なので、 4+2a⋅b+∣b∣2=9 4∣b∣2−4a⋅b+4=12 整理すると、
2a⋅b+∣b∣2=5 −4a⋅b+4∣b∣2=8 上の式を2倍して下の式に足すと、
6∣b∣2=18 ∣b∣2=3 ∣b∣=3 よって、
2a⋅b+3=5 2a⋅b=2 a⋅b=1 次に、点Rは直線PQ上にあるので、実数sを用いて
OR=(1−s)OP+sOQ=(1−s)41a+s75b と表せる。
また、点Rは直線AB上にあるので、実数tを用いて
OR=(1−t)OA+tOB=(1−t)a+tb と表せる。
したがって、
(1−s)41a+s75b=(1−t)a+tb aとbは一次独立なので、 41−s=1−t 75s=t これを解くと、
41−s=1−75s 7(1−s)=28−20s 7−7s=28−20s s=1321 t=75⋅1321=1315 よって、
OR=(1−1315)a+1315b=−132a+1315b (2) 比PQ:QRを求める。
OP=41a, OQ=75b, OR=−132a+1315b PQ=OQ−OP=75b−41a QR=OR−OQ=−132a+1315b−75b=−132a−915b QR=kPQとなる実数kを求める。 −132a−915b=k(75b−41a) −132=−4k −915=75k よって、k=138 したがって、PQ:QR = 1:k = 1:(8/13) = 13:8。
よって、PQ:QR = 13:8
(3) 三角形OPQの面積と、三角形QBRの面積を求める。
三角形OABの面積をSとする。
三角形OPQの面積は、21∣OP×OQ∣ OP=41a, OQ=75bより、 21∣41a×75b∣=56521∣a×b∣=565S ここで、S=21∣a∣2∣b∣2−(a⋅b)2=214⋅3−1=2111 よって、三角形OPQの面積は、56511. 三角形QBRの面積は、138倍は三角形PQBの面積となる. 813QR=PQ. 三角形OBQの面積は75S. 三角形OPQの面積は565S. 三角形BPQの面積は = OBQ - OPQ. よって、(5/7−5/56)S = (35/56)S. 138∗(35/56)S=13∗568∗35S=135S したがって、三角形QBRの面積は135S=26511.