3枚のコインを投げたとき、 (1) 3枚とも表になる確率 (2) 2枚が表で1枚が裏になる確率 をそれぞれ求めよ。

確率論・統計学確率コイン事象独立事象
2025/4/3

1. 問題の内容

3枚のコインを投げたとき、
(1) 3枚とも表になる確率
(2) 2枚が表で1枚が裏になる確率
をそれぞれ求めよ。

2. 解き方の手順

(1) 3枚とも表になる確率
1枚のコインを投げたとき、表が出る確率は 12\frac{1}{2} である。3枚のコインを投げたとき、それぞれのコインが表になる事象は独立であるから、3枚とも表になる確率は、
12×12×12=18\frac{1}{2} \times \frac{1}{2} \times \frac{1}{2} = \frac{1}{8}
である。
(2) 2枚が表で1枚が裏になる確率
3枚のコインを投げたとき、2枚が表で1枚が裏になる場合の数は、
(表, 表, 裏), (表, 裏, 表), (裏, 表, 表)
の3通りである。それぞれの確率を計算すると、
12×12×12=18\frac{1}{2} \times \frac{1}{2} \times \frac{1}{2} = \frac{1}{8}
12×12×12=18\frac{1}{2} \times \frac{1}{2} \times \frac{1}{2} = \frac{1}{8}
12×12×12=18\frac{1}{2} \times \frac{1}{2} \times \frac{1}{2} = \frac{1}{8}
である。したがって、2枚が表で1枚が裏になる確率は、
18+18+18=38\frac{1}{8} + \frac{1}{8} + \frac{1}{8} = \frac{3}{8}
である。

3. 最終的な答え

(1) 18\frac{1}{8}
(2) 38\frac{3}{8}

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