(1)
まず、一つ目の式から二つ目の式を引きます。
(4x−2y−3z)−(3x−2y−z)=1−(−3) x−2z=4 ...(A) 次に、二つ目の式から三つ目の式を引きます。
(3x−2y−z)−(3x−y−4z)=−3−5 −y+3z=−8 y=3z+8 ...(B) (B)を一つ目の式に代入します。
4x−2(3z+8)−3z=1 4x−6z−16−3z=1 4x−9z=17 ...(C) (A)よりx=2z+4なので、これを(C)に代入します。 4(2z+4)−9z=17 8z+16−9z=17 z=−1を(A)に代入するとx−2(−1)=4なので、x=2 z=−1を(B)に代入するとy=3(−1)+8なので、y=5 (2)
一つ目の式から二つ目の式を引きます。
(x−2y−3z)−(x+y+3z)=−1−2 −3y−6z=−3 y=1−2z ...(D) 一つ目の式から三つ目の式を引きます。
(x−2y−3z)−(x+3y+7z)=−1−4 −5y−10z=−5 y=1−2z ...(E) (D)または(E)を二つ目の式に代入します。
x+(1−2z)+3z=2 x+1+z=2 y=1−2zとx=1−zを三つ目の式に代入します。 (1−z)+3(1−2z)+7z=4 1−z+3−6z+7z=4 これは、方程式が不定であることを示しています。つまり、zの値が任意の値を取ることができ、xとyはそのzの値に応じて決まるということです。
ここでは、z=kとおき、xとyをkで表します。