2点 $A(-5, 6)$ と $B(3, 4)$ を直径の両端とする円の方程式を求める。

幾何学円の方程式座標平面距離半径中心
2025/7/17

1. 問題の内容

2点 A(5,6)A(-5, 6)B(3,4)B(3, 4) を直径の両端とする円の方程式を求める。

2. 解き方の手順

円の中心は、直径の両端の中点である。
中点の座標は、(x1+x22,y1+y22) \left( \frac{x_1 + x_2}{2}, \frac{y_1 + y_2}{2} \right) で求められるので、中心の座標は、
(5+32,6+42)=(22,102)=(1,5) \left( \frac{-5 + 3}{2}, \frac{6 + 4}{2} \right) = \left( \frac{-2}{2}, \frac{10}{2} \right) = (-1, 5) となる。
次に、円の半径を求める。半径は、中心から円上の点までの距離である。
中心 (1,5)(-1, 5) と点 B(3,4)B(3, 4) の距離を求める。
距離の公式は、d=(x2x1)2+(y2y1)2 d = \sqrt{(x_2 - x_1)^2 + (y_2 - y_1)^2} である。
d=(3(1))2+(45)2=(3+1)2+(1)2=42+1=16+1=17 d = \sqrt{(3 - (-1))^2 + (4 - 5)^2} = \sqrt{(3+1)^2 + (-1)^2} = \sqrt{4^2 + 1} = \sqrt{16 + 1} = \sqrt{17}
したがって、半径 r=17r = \sqrt{17}
円の方程式は、(xa)2+(yb)2=r2 (x - a)^2 + (y - b)^2 = r^2 で表される。
ここで、中心が (a,b)=(1,5)(a, b) = (-1, 5) で、半径が r=17r = \sqrt{17} であるから、
(x(1))2+(y5)2=(17)2 (x - (-1))^2 + (y - 5)^2 = (\sqrt{17})^2
(x+1)2+(y5)2=17 (x + 1)^2 + (y - 5)^2 = 17
x2+2x+1+y210y+25=17 x^2 + 2x + 1 + y^2 - 10y + 25 = 17
x2+y2+2x10y+26=17 x^2 + y^2 + 2x - 10y + 26 = 17
x2+y2+2x10y+9=0 x^2 + y^2 + 2x - 10y + 9 = 0

3. 最終的な答え

円の方程式は、x2+y2+2x10y+9=0x^2 + y^2 + 2x - 10y + 9 = 0 、または標準形で(x+1)2+(y5)2=17(x + 1)^2 + (y - 5)^2 = 17

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