6つの幾何学の問題があります。 (1) 三角形の3本の中線が交わる点を、三角形の何というか。 (2) 図のように、AB=2, BC=4, CA=3である三角形ABCにおいて、角Aの二等分線と辺BCとの交点をDとするとき、BDを求めよ。 (3) 図のように、円に内接する四角形ABCDにおいて、∠BAD = 125°のとき、∠BCDを求めよ。 (4) 図のように、円周上に4点A, B, C, Dがあり、線分AB, CDの交点をPとする。PA=4, PB=6, PC=3であるとき、PDを求めよ。 (5) 図のように、三角形ABCの外接円が、点Aで直線TT'に接している。∠BAC=70°, ∠T'AB=60°であるとき、∠ABCを求めよ。 (6) 半径が4cmと3cmの2つの円が外接するとき、2つの円の中心間の距離を求めよ。
2025/7/17
1. 問題の内容
6つの幾何学の問題があります。
(1) 三角形の3本の中線が交わる点を、三角形の何というか。
(2) 図のように、AB=2, BC=4, CA=3である三角形ABCにおいて、角Aの二等分線と辺BCとの交点をDとするとき、BDを求めよ。
(3) 図のように、円に内接する四角形ABCDにおいて、∠BAD = 125°のとき、∠BCDを求めよ。
(4) 図のように、円周上に4点A, B, C, Dがあり、線分AB, CDの交点をPとする。PA=4, PB=6, PC=3であるとき、PDを求めよ。
(5) 図のように、三角形ABCの外接円が、点Aで直線TT'に接している。∠BAC=70°, ∠T'AB=60°であるとき、∠ABCを求めよ。
(6) 半径が4cmと3cmの2つの円が外接するとき、2つの円の中心間の距離を求めよ。
2. 解き方の手順
(1) 三角形の3本の中線が交わる点は、三角形の重心です。
(2) 角の二等分線の性質より、 が成り立つ。 なので、。
よって、。これを解くと、、、。
(3) 円に内接する四角形の対角の和は180°なので、∠BCD = 180° - ∠BAD = 180° - 125° = 55°。
(4) 方べきの定理より、が成り立つ。よって、、、。
(5) 接弦定理より、∠BAC = ∠BTT' + ∠T'AC なので、∠BTT' = ∠BAC - ∠T'AC = 70° - 60° = 10°。
また、接弦定理より、∠ABC = ∠T'AB = 60°。
(6) 2つの円が外接するとき、中心間の距離は半径の和に等しい。したがって、4cm + 3cm = 7cm。
3. 最終的な答え
(1) 重心
(2) 1.6
(3) 55
(4) 8
(5) 60
(6) 7