関数 $y = -2x \log_e x$ の導関数を求める問題です。選択肢の中から正しいものを選びます。

解析学微分導関数積の微分対数関数
2025/7/17

1. 問題の内容

関数 y=2xlogexy = -2x \log_e x の導関数を求める問題です。選択肢の中から正しいものを選びます。

2. 解き方の手順

まず、積の微分公式を思い出します。関数 u(x)u(x)v(x)v(x) があるとき、
(u(x)v(x))=u(x)v(x)+u(x)v(x)(u(x)v(x))' = u'(x)v(x) + u(x)v'(x)
です。
次に、与えられた関数 y=2xlogexy = -2x \log_e x を、 u(x)=2xu(x) = -2xv(x)=logexv(x) = \log_e x と考えます。
それぞれの導関数を求めます。
u(x)=2u'(x) = -2
v(x)=1xv'(x) = \frac{1}{x}
積の微分公式を用いて、導関数を計算します。
y=u(x)v(x)+u(x)v(x)y' = u'(x)v(x) + u(x)v'(x)
y=2logex+(2x)1xy' = -2 \log_e x + (-2x) \frac{1}{x}
y=2logex2y' = -2 \log_e x - 2

3. 最終的な答え

したがって、導関数は y=2logex2y' = -2 \log_e x - 2 となります。これは選択肢の3番です。

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