連続する3つの整数があり、最小の数を $x$ とする。 (1) 最小の数の平方と中央の数の平方の和を、$x$ を用いて表し、$ax^2 + bx + 1$ の形にするとき、$a$ と $b$ を求める。 (2) 最小の数の平方と中央の数の平方の和は、最大の数の平方より21だけ大きい。このとき、連続する3つの整数の組が2組あり、それぞれの組の最小の整数を小さい順に答える。

代数学二次方程式整数式の展開因数分解
2025/7/17

1. 問題の内容

連続する3つの整数があり、最小の数を xx とする。
(1) 最小の数の平方と中央の数の平方の和を、xx を用いて表し、ax2+bx+1ax^2 + bx + 1 の形にするとき、aabb を求める。
(2) 最小の数の平方と中央の数の平方の和は、最大の数の平方より21だけ大きい。このとき、連続する3つの整数の組が2組あり、それぞれの組の最小の整数を小さい順に答える。

2. 解き方の手順

(1)
連続する3つの整数は x,x+1,x+2x, x+1, x+2 と表せる。
最小の数の平方と中央の数の平方の和は x2+(x+1)2x^2 + (x+1)^2 である。
x2+(x+1)2=x2+x2+2x+1=2x2+2x+1x^2 + (x+1)^2 = x^2 + x^2 + 2x + 1 = 2x^2 + 2x + 1
したがって、ax2+bx+1ax^2 + bx + 1 の形にすると、a=2a=2, b=2b=2 となる。
(2)
最小の数の平方と中央の数の平方の和は、最大の数の平方より21だけ大きいので、x2+(x+1)2=(x+2)2+21x^2 + (x+1)^2 = (x+2)^2 + 21 が成り立つ。
x2+x2+2x+1=x2+4x+4+21x^2 + x^2 + 2x + 1 = x^2 + 4x + 4 + 21
2x2+2x+1=x2+4x+252x^2 + 2x + 1 = x^2 + 4x + 25
x22x24=0x^2 - 2x - 24 = 0
(x6)(x+4)=0(x - 6)(x + 4) = 0
x=6,4x = 6, -4
x=6x=6 のとき、連続する3つの整数は 6,7,86, 7, 8 である。
x=4x=-4 のとき、連続する3つの整数は 4,3,2-4, -3, -2 である。
それぞれの組の最小の整数は 4-466 である。
小さい順に並べると、4,6-4, 6 となる。

3. 最終的な答え

(1)
ア: 2
イ: 2
(2)
ウ: -4
エ: 6

「代数学」の関連問題

問題は以下の通りです。 1. $2^{\frac{3}{2}} \times 4^{\frac{3}{4}} \times 8^{-\frac{1}{3}}$ の値を求め、選択肢から選ぶ。

指数計算対数不等式指数関数対数関数
2025/7/17

(1) 第5項が10, 初項から第5項までの和が100である等差数列の初項と公差を求める。 (2) 等比数列 $18, -6\sqrt{3}, 6, \dots$ の第6項と、初項から第15項までの奇...

等差数列等比数列数列級数
2025/7/17

与えられた行列の(5,1)成分を用いて第5行を掃き出す問題です。 行列は $\begin{pmatrix} 1 & 1 & 0 \\ -1 & 2 & 1 \\ 1 & 2 & -1 \\ 1 & 1...

行列掃き出し法線形代数
2025/7/17

与えられた式において、$a$, $b$, $c$ の値を求めよ。 $\frac{x^2}{x^3-3x+2} = \frac{a}{x-1} + \frac{b}{(x-1)^2} + \frac{c...

部分分数分解分数式連立方程式代数
2025/7/17

与えられた等式 $l = 2(a+bc)$ を $a$ について解きます。つまり、$a =$ の形に変形します。

式の変形一次式文字式の計算
2025/7/17

与えられた6つの連立一次方程式を消去法を用いて解く。

連立一次方程式消去法線形代数
2025/7/17

与えられた一次方程式 $\frac{1}{3}x - 6 = -\frac{5}{6}x + 8$ を解いて、$x$ の値を求める問題です。

一次方程式方程式解法計算
2025/7/17

与えられた方程式を解いて、$x$ の値を求めます。方程式は $\frac{1}{3}x - 6 = -\frac{5}{6}x + 8$ です。

一次方程式方程式計算
2025/7/17

与えられた連立一次方程式を解く問題です。連立方程式は以下の通りです。 $y = x - 7$ $2x + 3y = -1$

連立方程式代入法一次方程式
2025/7/17

与えられた連立方程式を $p$ と $q$ について解く問題です。 連立方程式は以下の通りです。 $ \begin{cases} p = -\frac{1}{5}q + 17 \\ p = 2q + ...

連立方程式代入法一次方程式
2025/7/17